イエレン議長、体調だいじょうぶ?
日本時間昨晩に発表されたこの指標・・・
21:30JST 米国商務省発表
8月の耐久財受注
輸送機器を除いた指標が重視されるのは、自動車の売れ行きは波動が大きいため。
また、航空機除く非国防資本財の新規受注は企業の設備投資の目安とされます。
前回は前月比+2.2%(改訂済み)、 輸送機器を除く+0.4%(改訂済み)、 航空機を除く非国防資本財+2.1%。
今回の事前予想は、総合-2.3% 輸送機器除くと+0.1% 非国防資本-0.1%
結果は・・・
前月比-2.0%
輸送危機除く;同±0.0%
航空機を除く非国防資本財;同-0.2%
総合の悪化幅は予想ほどではありませんでしたが、マイナスはマイナス。
そして非国防資本財の悪化は、予想を超えました。
設備投資が減速?
この指標あたりを起点として、米国における利上げ観測が後退。
金(ゴールド)価格を急伸させました。
その上げ幅の大きさは、約8ヶ月ぶり。
8ヶ月前と言えば、「スイス・フラン・ショック」がありましたね。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場のフロア取引は、前日比22.30ドル高の1オンス=1153.80ドルで終了。
その後に、ジャネット・イエレンFRB議長の講演が、マサチューセッツ州でありました。
「米FRB議長、年内の利上げを想定」
http://jp.reuters.com/article/2015/09/24/usa-fed-yellen-idJPKCN0RO2KN20150924 (ロイター通信)
ロイターの記事タイトルにあります通り、「年内利上げ」にブレな無いもよう。
前掲の金のチャートにも描画されていますが、この講演以降は、値を削る動きになっています。
夕刻の欧州時間や、夜の米国時間になれば、改めてこの講演の内容が焦点になってくるかもしれませんね。
それはさて置き、この講演の途中でイエレン議長は体調不良を起こして、ほぼ途中退場となりました。
「イエレン議長、講演終盤に脱水状態 回復へ=米FRB関係者」
http://jp.reuters.com/article/2015/09/24/yellen-fed-idJPKCN0RO2O320150924
(ロイター通信)
この夏、イエレン議長はなかなか姿を見せませんでした。
代わって、ダドリーNY連銀総裁や、フィッシャー副議長が存在感を発揮していました。
てっきり9月のFOMCの前に言質を取られないように姿をくらませて沈黙していると思っていたのですが、ひょっとしたら体調を崩していたのかしらん?
お大事に・・・
ただ、体調が悪いとなると、精神的にも強気になれないんじゃないでしょうか?
「ゼロ金利解除」という重大な決断を迫られるだけに、議長の体調も懸念すべきかもしれませんね。
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今晩の予定
それでは今晩の予定です。
時間は日本時間(JST)です。
まずは、フォルクス・ワーゲン問題で渦中(火中?)のドイツの指標。
17:00 ドイツIFO経済研究所発表
9月の景況感指数
IFOとはInformation and Forschung:Institute for Economic Research at the University of Munichとのことで、ミュンヘン大学の組織。ドイツの5大経済シンクタンクのひとつです。
以下は、「前回の結果」→「今回の事前予想」です。
企業景況感指数(業況指数) 108.3 → 107.9
景気動向現況指数 114.8 → 114.7
景気動向期待指数 102.2 → 101.4
いずれも減速?
ワーゲン問題は、ギリシャ問題よりもドイツ経済に悪影響を及ぼす、という評価もあります。
次回以降のこの指標、どうなるでしょうか?
21:30 米国商務省発表
8月の耐久財受注
耐久財とは、3年以上の使用に耐えうる消費財のこと。代表的な商品には自動車・航空機・家電製品・家具などが挙げられます。
米国の企業が受注した、これらの商品の指数です。
輸送機器を除いた指標が重視されるのは、自動車の売れ行きは波動が大きいため。
また、航空機除く非国防資本財の新規受注は企業の設備投資の目安とされます。
前回は前月比+2.2%(改訂済み)、 輸送機器を除く+0.4%(改訂済み)、 航空機を除く非国防資本財+2.1%。
今回の事前予想は、総合-2.3% 輸送機器除くと+0.1% 非国防資本-0.1%
前回は、マイナス転落予想を覆してプラスを維持。
とくに非国防資本財が好調で、設備投資の好調さを印象つけました(21:30JST,米耐久財受注 2015-08-26 22:29:18)。
今回はそれがマイナス転落?
21:30 米国労働省発表
週間新規失業保険申請件数
先週は、26.4万件。今回の事前予想は27.2万件。
増加(悪化)?
なお、前回発表された4週間移動平均は、272,500件でした。
減少。
同時に発表される「失業保険継続受給者数」は、前回223.7万件、事前予測224.0万件となっていて、こちらも少し増加(悪化)の予想です。
23:00 米国商務省発表
8月の新築住宅販売
「新築」が契約書へのサインの時点、「中古」が実際に所有権移転完了の時点でありますから、タイミングの早い「新築」の方が消費者の動向の指数としては先行性が高いとされます。
前回は前月比;5.4%、季節調整済み年率;50万7千件。
今回の事前予想は+1.6%、年率51万5千件。
前月比は減速しそうですがプラス維持のため、年率換算件数は増加しそうな予想です。
前回は、予想には届きませんでしたが前月比プラスへ浮上しました(人民銀利下げ発表後の23:00JST,米消費者信頼感指数 2015-08-25 23:03:12)。
なお今日は、トルコと南アフリカが祝日休場になります。
トルコはイスラム教の犠牲祭、南アは文化遺産記念日です。
ドイツでは、フランクフルト自動車ショーがまだ開催中です。
27日までの日程です。
01:45には、ECBのピーター・プラート専務理事が、スイスのチューリッヒで講演の予定です。
そして、これは「明日の予定」ですが、
06:00 ジャネット・イエレンFRB議長講演
マサチューセッツ州アマーストにて
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10月7日(水)18:30~
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11月1日にはトルコ国内で総選挙を迎えますが、国内の政局は安定するのか・・・
トルコリラの今後の見通しを解説します。
そして市場が最も注目しているドル円相場。
アメリカの利上げで今後マーケットはどう動いていくのか、他国通貨への影響は?
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シルバーウィーク明けは、白金が…
シルバーウィークはいかがお過ごしでしたか?
敬老の日が入って「シルバー」な日々でしたが、ご年配の方でも過ごしやすい天候でしたね。
さて日本のコモディティ市場は5連休となりましたが、その間にドル建て金(ゴールド)は、上がったり下がったりで、結局は連休入り直前の価格帯に収束しました。
東京金も、平穏な連休明けになりそうです。
いっぽうで、同じ貴金属では白金(プラチナ)が大幅安に陥りそうです。
ドル建てパラジウム 60分足
「シルバー」な週でしたから銀色のプラチナに分がありそうなもんでしたが、逆な結果に。
同じ白金族貴金属であるパラジウムは、逆に大幅上昇しています。
これは、ドイツの大手自動車メーカー、フォルクス・ワーゲン(VW)が、米国で排ガス規制を不正に逃れていたことが発覚したことに端を発します。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150923/k10010245371000.html
(NHKニュース)
もちろん、VWの株価は大幅安。
それのみならず、ディーゼル車への需要減退が連想され、それがプラチナ安のパラジウム高になっているようです。
オープンまで、あと20分ほど残しますが、東京白金は前日比150安ほどが見込まれます。
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米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
1979年 東京銀行(現東京三菱UFJ銀行)入行。
1982年 ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務(銀行全体のALM、CD、BAの発行、販売を含む)に従事。
1987年 米系銀行へ転出、外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。
それぞれ外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。
米シティバンク・英スタンダードチャータード銀行で十数年間に渡りインターバンクディーラーとして一線で活躍。
その後は、証券会社などで外国為替証拠金業務を立ち上げるなど、為替証拠金取引業界にも精通。
2006年8月からはニューヨークからホットな金融情報を提供する。
2008年5月よりグローバルインフォの代表取締役社長に就任
1978年三和銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。
1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。
1995年より在日外銀数行に於いて為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして、広く活躍中。
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