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小樽市 道内最古の料亭「海陽亭 」(旧 魁陽亭 かいようてい)

2018年12月12日 | 小樽市


ここは 1881(明治14)年創業 道内最古といわれる料亭

「海陽亭(かいようてい)」

私が初めてここに来たのは今から3年前の2015年秋でした

当時、90歳近いともいわれる女将さんが一人で切り盛りしていて

ほかに 料理を担当してる男性がお一人いただけに記憶しています






「ご高齢だった女将さん 今でも頑張ってるかなぁ~~」

と気になり

今年(2018年)7月、小樽へ行った時にふと立ち寄ってみました




あ‶ あ‶ あ‶ あ‶ あ‶ あ‶

すでに管理会社が入っていて

階段から中に立ち入らないこと

と書かれた看板が立てられていた (;´Д`)
(閉店してしまったんだ・・・・)

もう一度 食事に来たかっただけに

看板を目にして愕然として帰って来た私でした。。。。







しばらく残念な気持ちを引きずっておりましたが

そんな私に超嬉しい朗報が入ってきました!

あの「海陽亭」

保存改修されるという新聞の記事が載ったぁ~💛







新聞によりますと

料亭は2015年に休業し

以降閉鎖されていた・・と書いてある

(私があの時お邪魔してから間もなく休業したんだ・・・)







海陽亭の改修は2019年4月から始まり

2022年に開業を目指していると書いてあります

改修後はカフェや飲食店のテナントを誘致するらしい


どこまで当時のままを残すのか少々気になるところですが

2022年の開業を今から心待ちにしております( ^)o(^ )







2015年からの休業に入る直前に

海陽亭の中で撮らせていただいた貴重な写真がいっぱい残っておりますので

今回は改修前の記録としてここに残しておこうと思う!^^








写真枚数 過去にないくらい一気にBLOGに載せます

歴史的建造物が好きな方は是非最後までご覧いただければ・・

と思います^^

古いものにあまり興味がない方は スルーでどうぞ(^^;)























































中へ入ると

しゃきっとした女将さんが料亭を案内・・・





食事の用意ができるまで、、、と女将さんは

階段を たたた~~っとかろやかに上り
(御年90歳とは思えなかった)

二階を案内しながら見せてくれました





116畳相当もあるここは、大広間 「明石の間」

明治29年の延焼後に再建されたとされている








樺太国境画定会議後の祝宴などにも使われた

歴史上とても価値ある大広間


















明治の公人から昭和の文化・著名人が書いていった

色紙やら 揮毫軸など

国宝級並みの貴重なものなどが展示されているお部屋






















































このお部屋の畳がまだ新しかった

なんのお部屋だったんだろ・・・

すっかり忘れちゃってる💦💦











海陽亭には 小樽にゆかりのある石原裕次郎さんもよく訪れ

裕次郎BARなども(確か?)ありました






石原裕次郎さんがここへ訪れた時には

この椅子にも きっと座ったに違いありません!^^






ここは多分

料亭の個室だったような?(超おぼろな記憶・・・)






こちらは 女将さんの個人的なお部屋だったはず

(これもまたおぼろな記憶💦)












ここへお食事に来たのが3年前の9月でしたので

きっと中秋の名月が近かったのでしょう

縁側に お月見団子や果物が供えられ、

ススキやほうずきなども飾られ

とても風流だったことが強く印象に残っています







写真を撮りながら 食事を待っていると

「用意ができました」と呼ばれました





確か お食事メニューから選ぶのではなく

なんとか弁当?・・とか、 なんとか御前?といった 

この1種類のみの提供でした






























この歴史的建造物が

出来る限り当時のまま復元され残されることを期待します















海陽亭(旧 魁陽亭)
小樽市住吉町4丁目7


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