2月22日は、日本の猫の日ですね〜 
みなさま、素敵な猫の日を過ごされたでしょうか。
マレ地区にある、インテリアショップで働く
大人しくて人懐こい猫さん。
首と顎を中心にカキカキすると
思わずシャクレてしまうのがまたカワイイ
instagramには、動画verも載せています 
猫好きな方は併せてご覧ください 
在仏１年目に、アパートの扉の前に
隣人さんの猫が遊びに来てくれてからというもの
不思議なことに、2月22日近辺に毎年
別の隣人猫さんが遊びに来てくれたりする
猫関連のあれこれが起きるのです。
今年も、もちろんありました。
前日21日の夜、お気に入りのパリジャンカフェビストロで
友人たちとディナーの約束があったのですが
そのカフェの目の前には、私の大好きな猫カフェがあるのです。
カフェに入る前に、私のお気に入りの猫を
ガラス越しにちょっとだけ、愛でることにしました。
お気に入りの美猫を探して、窓に近くと
猫カフェの扉の外に、猫がいるのが見えました。
この猫カフェは、猫が外に出てしまわないよう
内扉と外扉、ふたつの扉があって
その間にちょっとした空間が設けられています。
働く猫たちの安全のために
二つの扉を同時に開かないよう
注意喚起されているシステムなのですが…
このにゃんこはどうやら
お客さんが外に出るタイミングで
この扉と扉の間の空間に出てしまったようで。
戻るに戻れず、端の方でうすくまっていました。
中に入れてあげようと、外扉から中に入って
外扉を一旦閉めて、手をジェルで消毒して、準備万端。
猫に話しかけながら、内扉を開いて誘導したのですが
ひらひら動かす手を見て、遊んでもらえると思ったのか
嬉しそうに、私にぐいぐい近づいてくれるサービス。
扉の方に、手を動かしたり
背中を押したり、いろいろしたのですが
結局私より前に進む気配はなく
しゃがんでいる私の膝に、頰をスリスリ、頭をグリグリ。
いやぁ、本当にそのまま入店して
お腹に顔をうずめてモッフモッフしてしまいたかったですが
友人たちとの約束があったので
ササッと抱き上げて、内扉の中へ入れて扉を閉め
後ろ髪を引かれながら、ディナーに行ってきました。
たくさんおしゃべりして、おいしいディナーを楽しんで
デザートに差し掛かった頃。
友人が、『足元に猫がいる！』と言うのです。
私はこのパリジャンカフェビストロに
長年、けっこうな頻度で通っていますが
猫なんて見かけたことがありません。
（熱烈な猫派なので、カフェで働く猫たちがいる場合、結構な早さで気づくはず！）
またまたぁ！などと思いながら
それでも、みんなが指差す方向へ
猫の去ったであろう道筋を進んでみると…
まさかの…
本当にいた！
パリジャンなお店の夜は、かなり照明が落としてあって
さらに彼女は黒猫で、すばしっこくて。
なかなか上手く撮れなかったのですが
一番ピントが合っている写真を載せます。
彼女はこのまま、お店の奥へ進むと
悠々と、壁際の観葉植物の間に寝転んで。
このまま置物のように静かにしていたら、絶対に気づかないと思う…
（現に私は、このお店には長年通っているし
窓際の席に座ったこともあるけれど、今まで気づかなかったし…！）
次回来店時は、この猫さんお気に入りのエリアにある席を
狙ってみようと思います。
帰り際に覗いてみたら、先ほど迷子になっていた猫さんは
窓際のいつもの席に収まっていました。
フワッフワで軽くて、好奇心旺盛で
まだ若いんだろうなぁと思われる猫さん。
お名前は、Simbaくんだそう。
次回訪問時は、たくさん遊びたいと思います。
こちらは以前、猫カフェの紹介時に載せた写真。
かなり人懐こくて、グイグイくるタイプです。
パリの働く猫シリーズ