55日間にわたった外出禁止中は、お料理熱が高まって

お菓子のみならず、パン、餃子の皮、シナモンロールなど

小麦粉が手に入る度、粉ものを中心に

いろいろなメニウを手作りしていたのですが

 

粉物以外で一番たくさん作ったのが

『フムス』。

 

中東の国や地中海エリアでよく食べられている

ヒヨコ豆のペーストです。

 

食物繊維とタンパク質が豊富で

ほっくりとした味わいなのに、カロリーもそんなに高くないという

まさにスーパーフード。

 

フランスでは、アペリティフやピクニックなどで

フィンガーフード的に食べることが多い

定番メニウです。

 

スーパーなどでも気軽に手に入るので

時々購入していたのですが

今回の外出禁止期間中、トマト煮込みをしようと

購入してあったヒヨコ豆の缶を使って作ってみたら

これがものすごく美味しくて。

 

ものの5分で作れるし

自家製の方が断然美味しいことがわかってからは

買うのをやめて、手作りしています。

 

材料は

ヒヨコ豆(水煮の缶でOK)

オリーブオイル

白ゴマペースト(なければ粒ゴマでもOK)

ニンニク

レモン汁

 

 

私はジャムポットなどの

ガシガシ洗える深めの容器に直接材料を入れて

ハンドブレンダーでペースト状にしています。

 

フードプロセッサーでも作れますが

毎回材料を入れる時に中蓋を外すのと

洗うパーツが増えるのが面倒で

専ら、ジャムポット+ハンドブレンダーで作っています。

(本当にズボラで面倒くさがりなので… 簡単なのが一番、です!)

 

 

作り方は

ゴマペーストがない場合はまずゴマから。

すりごまを通り越して

ボソボソとしたペースト状になるまで攪拌。

ゴマからスタートの場合は、ゴマを攪拌したポットにそのまま

ヒヨコ豆と煮汁を加えます。

 

ごまペーストがある場合は、ヒヨコ豆からスタート。

 

ヒヨコ豆と煮汁を加える→攪拌

ごまペーストを加える→攪拌

オリーブオイルとニンニクペーストを加える→攪拌

塩をひとつまみとレモン汁を加える→攪拌

 

最後にジャムポットなど、蓋ができる容器に移して

オリーブオイルを垂らす。

 

もしもあれば、パプリカペッパーなど

ちょっとした香辛料もふりかけると

見た目も風味も、ゴージャスに仕上がります。

 

ガーリックとレモンは多めに

塩は少なめで作るのがおすすめです。

 

 

フランスでは、バゲットにつけたり

クラッカーやチップスと食べることが多いのですが

私はきゅうりの輪切りや、ラディッシュ(小蕪)など

歯応えのある野菜と食べるのが気に入っています。

 

 

400g入りのヒヨコ豆缶詰1つで3回くらい作れますが

さすがに1週間に3回も食べるのは飽きてしまうので

残りの豆はスープなどの料理にしたり

サラダにしたり。

 

豚とトマトソースで、ポークビーンズ。

冷蔵庫にある野菜を何でも入れられる、野菜たっぷりメニウ。

こちらも、煮込まれたヒヨコ豆が絶品です。

 

ホクホク系の豆は、子どもの頃は苦手だった食材。

子どもの頃は食べられなかったレバーや牡蠣フライ

社会人になるまでは匂いが苦手だったパクチーや

10年前までは苦手だった赤ワインなど

歳を重ねるごとに、味覚が変わるというのは本当のこと。

いまは全部、大好物です。

 

この外出禁止期間は、売り切れなども多かったので

今までは手がのびなかった食材や

買ったことのないブランドなど

新しい味を試すことになったのですが

いろいろな発見もあって、なかなかにエキサイティングでした。

 

いつものルーティーンも良いのですが

『コンフォートゾーンのちょっとだけ外』にある

新しい何かへの挑戦。続けていきたいと思います。

 

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新しい挑戦のひとつでもある

YouTube パリのまいにち(yucca PARIS)

 

外出禁止令解除後初の週末を迎えたパリの様子について

YouTubeビデオをアップしました。

 

 

先週末は、55日間の外出禁止令解除を経て

60日ぶりに、自由に外出できる週末を迎えたパリ。

 

パリの人は、ちゃんとマスクをつけてるの? 

お店はもう、開いてるの?

週末をどんな風に過ごしたの? 

 

青空の下、パリ エア散歩をお楽しみください。

 

 

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