2018年から、長期にわたり
大規模な工事が行われて
常時、ちょっと引くレベルの大大大渋滞、
バスの経路変更やバス停の配置変更などが行われ
大不評だったバスティーユ広場。
やーーーっと工事が終わって
新しく生まれ変わりました。
雲一つない、夏の青空と
バスティーユ広場中央にそびえる
Colonne de juillet、7月革命記念塔。
高い建物がないパリでは、周囲に比較対象物がないので
ただ大きいなぁという印象でしたが
実は50メートル以上の高さがあります。
以前は、7月革命記念塔を中心として広場全体が
大きな ronds-points (ラウンドアバウト、環状交差点)になっていて
それはそれは車の往来が激しかったのですが
今回の工事で、車両スペースが大幅に減少。
塔のまわりを中心に、広場全体に
遊歩道エリアとベンチが増設されました。
別の日に撮ったので、空がイマイチですが
こんな風に開けた空間に
石製のベンチが配置されています。
7月革命記念塔に後光がさして、何とも神々しい姿に。
アーセナルの船着場からは、こんな風に見えます。
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さて、最近のパリはと言うと
COVIDの新規感染者数が増加の一途を辿って
日毎の感染者数が6000人を突破。
8/28金朝8:00から、パリと周囲の県全体で
屋外でのマスク着用が義務化されました。
今回の条例は、歩行者に加えて乗り物も対象となっていて
自転車、バイク、トロティネット(キックスクーター)など
自家用車以外の乗り物は、全てマスクが必要になります。
道ごと、エリアごとのマスク着用義務は
実際には全然守られていなかったので
パリ全域、周辺の郊外も対象となったのは
わかりやすくていいなぁと思っていたのですが
とは言え、そこはフランスのみなさま。
金曜当日に買い物に出たところ
目に見えてマスク着用率は上がってはいるものの
まだまだマスクを着けない人も一定数いて。
今回の条例にも使われている
『Port du masque obligatoire』という表現ですが
この動詞、[Porter] には
[着用する]、の他に [持ち運ぶ]、という意味もあるのです。
こんな解釈で、胸ポケットや腕につけて
マスクを [持ち歩いて] いるのかな…と思われる人も
見かけました。
罹患者数はうなぎのぼりですが
死亡率や入院数も低いままなので
おそらく再外出禁止にはならないとは思いますが
それにしても危機感の薄いパリのみなさま。
そろそろ涼しくなってきたので
熱中症などの心配はなくなりましたが
マスク歴の長い日本人の私でさえも
さすがに息切れしそうになる
1日中マスク生活。
一体いつまで続くのか…
気が重い新学期となりそうです。
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