恋人たちの橋として知られる

ロマンチックなスポット、Pont des Arts ポン デ ザール。

 

フランスアカデミーのL'Institut de Franceとルーブル宮を結ぶ

パリらしさ溢れる風景に出会える橋です。

 

今でこそ、こんな風に

シンプルですっきりした姿になっていますが

2000年代頃から、恋人たちが訪れては

永遠の愛を誓い、2人の名前を彫った南京錠を橋にかけて

その鍵をセーヌ川に投げ入れる

Les cadenas d'amour(レ カデナ ダムール、愛の南京錠)

と呼ばれるイベントが流行して。

 

投げ入れられる無数の鍵によって

セーヌ川の水質汚染ももちろんですが

橋自体も、欄干や金網部分のすべてが

夥しい量の南京錠で埋め尽くされていました。

 

2014年に、重すぎる愛の証が金網の一部崩落を招き

全部撤去されることになるのですが

当時は、ちょっとやりすぎ…という量の南京錠がかかっていて。

 

(Photo by Pixabay)

 

崩落時の南京錠の総重量は、50トンにも及んだと言われています。

 

 

一時はベニヤ板で覆われて、それはそれは

  みすぼらしい   悲しい姿になっていたのですが

 

その後、グラフィックアートで彩るプロジェクトが発足。

これはあまり好評とは言え…

 

2016年にようやく、現在の

シンプルなガラス張りの欄干に生まれ変わりました

 

サンジェルマンエリアから右岸サイド、

ルーブル美術館へ渡るのに一番の近道なので

普段は観光客がとっても多い橋なのですが

今はさすがに閑散としています。

 

 

久しぶりに訪れてみたところ

いろいろとガタが来ているようで

足下のパネルが外れていたり、グラグラしていたりして

安全面でちょっと不安が残る状態でしたが

やはり風景は素敵。

 

川上を流れる夏の風と太陽を浴びながら

夏の散歩を楽しみました。

(マスクをしていない人もいますが、マスク条例が出る前の写真です。)

 

今週のマスク状況はというと

びっくりするくらい、みんなマスクをつけています。

11歳未満の子ども(つまり小学生まで)と運動している人以外は

ほぼみんなマスク姿!

あの、マスクは酸素量を減らすから脳に悪影響がある!

などと言われるレベルのマスク嫌いの国で、

大統領が『マスクなんていらない!』と豪語していた国で

こんな日が来るなんて…!!(感涙)

 

気温もだいぶ下がってきたので

マスクもだいぶ快適になりました。

そろそろ、秋冬用に

布マスクなど作ろうかなと思っているところです。

 

 

 

今週のYouTubeは、パリ散歩動画 第13弾。

パリのマスク事情についておしゃべりしながら

セーヌ川にかかるロマンチックな橋、

Pont des Arts 芸術橋を歩きます。

 

 

パリ旅行気分で、エア散歩をお楽しみください。

 

 

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