遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

最近フランスの話題が多い様な

2019-04-26 01:33:33 | my notice
 ゴーンさんのせいではないと思いますが、最近やたらとフランスの話題が目立つように思います。
 マクロン大統領のフランスが話題をふりまいているのか、日仏の絡みが活発化しているのか、単にメディアが取り上げる機会が増えているだけなのか。
 
 仏、中国進出阻止に転換 日仏2プラス2 - 産経ニュース

 足場に吸い殻、アラーム誤表示? ノートルダム大聖堂火災で不備が続々と見つかっている | ハフポスト

 
今のフランスは10年後の日本!?  (4/25 産経 【宮嶋茂樹の直球&曲球】)

 いっやあ…フランスもえらいこっちゃ。パリのノートルダム大聖堂の尖塔(せんとう)や屋根の大部分が焼け落ちてしもうた。ワシがまだ中を見る前にこんな悲劇になってしもうて…パリ市民やないにしても、歴史・文化・芸術を愛する人は皆、悲しんどる

 若いだけが取りえのマクロン大統領も、復旧を最優先すると言うとるし、すでに世界中から支援の声が上がるだけやなく、
欧米の大企業や資本家から寄付金がザクザク。その額や、すでに1250億円以上(21日現在)。寺院を新築でけるぐらい集まったというやないか。

 せやけど、ちょう待ちや。確かにパリ市民の、いやフランス国民の、人類の宝でもある世界遺産の復旧は、そりゃあ急務やろ。せやけど、
フランスってあの火事の直前まで、いや直後ですら、全土でデモと暴動が相次いどったんとちゃうの?
 商店を襲うたり、通りや車に放火したり、組織的破壊工作が毎週のように繰り広げられとったのに、マクロン政権はお手上げやったやん。
 そりゃあ、
ブランドショップやルノーの車と世界遺産はちゃうそれでも店や車をつぶされたオーナーは、ノートルダム大聖堂が焼けるよりも悲しんだやろ。何を今さら「フランス中が泣いとる」やて?

 フランスは世界一、観光客が集まる国やで。それやのに
組織的破壊工作は野放し状態揚げ句、今回の火事も、集まりすぎた寄付金をめぐって内ゲバ、繰り広げとるらしいやんけ。

 やれ、ノートルダムの修復だけやのうて、移民や貧困層を助けるために使えやの、そんなところに使うわけにはイカンやの…。
ちょっと見苦しないか?

 ノートルダム大聖堂の火災では、フランス国民はもとより、世界中の人々が驚くと同時に、復興に向けた寄付の協力が進んでいます。
 しかし、火災の原因は、報じられている範囲では、現場での喫煙の吸い殻だとか、防火規則に反して電気コードの配線だとか、警備員の配備がルール違反で不足していたとかお粗末。
 世界一の品質を誇っていた日本の自動車が、検査を怠っていたことが、各社で露呈が続ているゆるみに似たところがあります。
 更に、世界中から寄せられた復興支援の寄付金の使途でもめているのだとか。
 マクロン政権に抗議する「黄色いベスト運動」も、止まる見込みがない。
 パリ「黄色いベスト」、ノートルダム寄付へ反発も デモ隊と警察が衝突 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 余談ですが、少子化対策では成功しているフランスに学ばねばならない。

 安倍首相はフランスを訪問しましたが...。
 日産自動車、ルノーの攻防緊迫化 仏大統領、統合踏み込まず(共同通信) - goo ニュース

 
ルノー、日産への経営統合再提案 なぜいま :日本経済新聞 2019/4/24

 仏ルノーが日産自動車に経営統合を再び提案した。2018年11月にカルロス・ゴーン日産元会長が逮捕されて以降、対立が表面化した両社は議論を一旦棚上げし、衝突を避けた。急な提案は、仏側の統合へのこだわりの強さを示す。業績悪化でルノーには長期戦で構える余裕がなくなりつつある。

 今月12日、パリで三菱自動車も含めた3社連合の新たな会議体「アライアンス・オペレーティング・ボード(AOB)」が開かれた。

この前後でルノーのジャンドミニク・スナール会長が経営統合を提案し、西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)はその場で拒否した。ルノーの広報担当者はこの件の有無について「コメントしない」としている。

仏政府はルノー株の15%を持つ筆頭株主で、かねて両社の統合を強く望んでいるとされる。18年2月に、ルノーの会長兼CEOをゴーン元会長が4年間続投することが決まると、任期中に日仏連合を「不可逆な関係」にするようにゴーン元会長に要求した。

22年はマクロン仏大統領が再選を狙う次の大統領選挙がある。支持率が2~3割台と低迷しているマクロン政権にとって日産との統合は大きな実績になる。

ルノーの業績面でも、仏政府は経営統合を急ぐ必要があるとみている。ルノーの18年1~12月期決算は原料高、為替のマイナス影響などで6期ぶりの減収減益となった。

本業のもうけを示す営業利益は29億8700万ユーロ(約3700億円)で前の期比で2割減った。純利益も33億200万ユーロ(約4130億円)で4割近く減少した。19年1~3月の販売台数はイラン撤退やトルコの景気減速などのあおりで前年同期比6%減となった。

「経営者がある使命を帯びている間(介入せず)最後までやり遂げさせなければいけない」。19年1月にルノー会長に就いたスナール氏は日産との関係改善に意欲を示していた。だが同氏を会長に強く推したのは筆頭株主の仏政府。スナール氏にとっても仏政府の意向は絶対だった。

さらに日産の6月の定時株主総会も関係する。総会をもって指名委員会等設置会社への移行を目指しており、西川社長の続投を中心とする新たな経営陣の人選の真っただ中にある。

仏側はあえて経営統合を提案し、日産に43.4%を出資する大株主である影響力を示した。新たな経営陣にも将来の統合に向けた議論を念頭に置くように印象づける狙いがあったとみられる。

ゴーン元会長にかかわる一連の問題を受けた日産の「ガバナンス改善特別委員会」は3月、新体制の取締役を11人程度とし、うち過半数を社外取締役にするように提言している。6月の株主総会に向け5月中旬には人選を終える必要がある。

取締役のうち日産・ルノーの出身者は5人で、日産とルノーの協定は日産側が1人多くの取締役を出せる。ルノーのスナール会長については両社が「日産の取締役会副議長に適している」と合意しており、6月以降も日産の取締役となる。

経営統合に対してどのような立場をとる人が取締役になるのか。統合に前向きな立場をとるようにルノーが強硬姿勢をとったとしても不思議ではない。株主総会まで、緊張は続く。(古川慶一、パリ=白石透冴)

 支持率が2~3割台と低迷しているマクロン政権。
 かねて、ゴーン氏に日産のルノーへの統合を支持していたことが今回の騒動で表面化しましたが、22年の大統領選に向けての成果実績造りとして、ルノーのジャンドミニク・スナール会長が経営統合を提案してきたのだそうですね。
 西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)はその場で拒否したのだとか。

 最近の日仏の関係。
 緊密化する安全保障の関係もあれば、日産を巡る攻防もある。それは、関係が広がってきた証なのですね。


 # 冒頭の画像は、23日、パリを訪問した安倍首相とマクロン大統領
  日産自動車、ルノーの攻防緊迫化 仏大統領、統合踏み込まず(共同通信) - goo ニュース





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