点滴がもう入らないと言われました | 小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

2014年7月。母はアルツハイマー型認知症と診断されました。
アラフォー独身(非正規雇用)。アルツハイマーの母との2人で細々と暮らしております。
介護、非正規雇用、独身、色んな不安材料に挟まれた日々を書きつづります。(追記)2019年レビー小体型認知症と再診断。

口腔ケアをしたり、顔のマッサージをしたり唾液腺を刺激したりと

色々やってみましたが母の口は堅く閉ざしたままです。

抵抗をして口に力を入れいっこうに開けてくれない日が続き

吸い飲み用具に高カロリーの飲み物を入れて口の端から流し込んでいます。

でも口に入れたまま飲み込んでくれなかったり、口の端から流れ出してしまったりでなかなか飲み込んでくれません。

 

夕飯介助で「30分ぐらい頑張ってもダメだったらやめましょう」と言われましたが30分なんてすぐ経ってしまう。

家にいる時も時間をかけて介助していたぐらいなので短時間で食事させるのは困難です。

しかし体力がない今長時間かけて食事介助するのは母に負担をかけてしまうのでやめた方がいいと看護師さんに言われています。

でも1時間から1時間半ぐらい時間かけてしまっています。

それで小さい紙パックの飲み物を半分ぐらいがやっとです。

 

今日とうとう点滴が入らなくなった事を看護師さんから告げられました。

栄養不足のため血管が細くなっており点滴は困難だそうです。

「経口摂食はもう無理です」ときっぱり看護師さんに言われてしまいました。

もう鼻から栄養を入れるしかないと。

「鼻から栄養を入れることをしたらもう口から食べれなくなるんですよね?」と聞くと

栄養がついて体力が戻れば食べる練習をできるけれど、母の状態からするとたぶんもう口から食べるととはできないだろうとゆう返答でした。

延命治療はしたくない事を伝えると、治療をしないのであれば病院には置いておけないのでどうするか先生と話してくださいと言われました。

 

在宅介護の時、施設から断られ続け、どうしようもなくなって助けを求めた病院にも見放され

どうしたらいいんですか・・・・誰も助けてくれない

 

母に「食べないと死んじゃうんだよ。それともこのまま死にたいの?死んだほうが楽なの?」と酷なことを言ってしまい

母は目を閉じたまま頷くんです。

「死にたい」とうなずく母に「生きて欲しい」と言っても反応してくれませんでした。