今日も魚が旨い

ノーバイトを楽しむブラックバス釣行記と、アマチュア演劇人としての演劇日記。たまに詩吟の話。まぁ要するに趣味の語り場。

走り去ったナイト2000

2019年02月26日 | 演劇
2/23(土)、2/24(日)の両日、北方町生涯学習センターきらりにて、
劇団『彗』第24回公演『ナイトライダー』が上演されました。

ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。



今公演は、レアキャラリーダーとして参加してて、
小屋入りしてから、主に照明の仕込みをしてました。

稽古も中盤に差し掛かったころに突然助っ人を頼むことになった長良高校3年生の2人。
ありがたいねぇ。
ほんと、劇団のピンチを救ったねぇ。

でもさ、
さすがに、「名前教えてもらっていいですか?」って聞かれたときには、
衝撃だったよ。

レアキャラ過ぎた!!!




急に若返り過ぎると、それはそれで大変だったようで、
ただ、それでも、
やっぱり関わってくれる人がいるってことは嬉しいことで。

タイヤ役のあいかさんは、器用で且つポジティブだった。
彼女の果たした役割は大きかったように見えた。
積極的にいろいろなことを覚えよう、できるようになろう・・・って言う気概を感じたね。
“今時の若者”には稀なタイプ。

そんな滅多にない人材にばかり巡り合えるわけじゃない。

ノウハウやテクニックを継承できないってことに、
彗の今後の危うさがあるのかもねぇ。

本番の舞台に向けてしか動けないようじゃ、若手は育たんよなぁ。
なにしろ、年に1回や2回の公演じゃ、経験値積むには少なすぎる。

この悩み、
何年前から抱えてたっけ?
何度かテコ入れしたつもりだったけど、
うまく定着しなかったね。



あと1~2年は人集めと力を溜めることに費やすことになるかも。



それでも、
公演を観に来てくれた今は休眠中の劇団員たちと会って、
忙しくても何とかやり続けなきゃって思ったよ。

彼らのために、傲慢を我慢で撥ね退けることにした。





今後は未定の劇団『彗』&私。

ナイト2000は走り去ってしまったので、
別の乗り物にでも乗って、次の公演に向かおうか。

粉塵の中の職人は、萬平さん?

2019年01月13日 | 演劇
土曜日の午前中は、鶏小屋でナイトライダーの装置製作のお手伝い。

遡ること2日、木曜日の夜。
詩吟の教室で生徒にお稽古をつけていた最中に、大橋さんから電話がかかってきた。

生徒の前だったけど、
あまりにも要領を得ない内容に、若干苛立ちを覚えてしまったので、
「詳細が決まったら改めて連絡ください。」
と電話を切った。

何時に、どこに集合し、誰が、何をするのか・・・

トラックを取りに行かなければならない、とか
顧問を務める高校演劇部のセットの材料も購入したい、とか
先に小屋に行って作り始めていたい、とか
運ぶ前にデコレーションも付けてしまいたい、とか
塗装は移動先でやりたい、とか

・・・で、どの順番でするの???
・・・だれが、どのポジションなの???

・・・で、俺は何を手伝ったいいの???

大橋さんは、若干叱られ損な立ち位置と見受けられた。


指示出す側は、
思い付きで曖昧なことを口にしてはいけません。
年長者なら、尚のこと。
下の者は、どんな曖昧な指図でもそれをやろうとしてしまう。
混乱を招いて、作業効率が悪くなったり、更には怪我する事態にもなりかねない。




さて、
結局、電話の向こうにいたメンバーで話を付けたようで、
土曜日の作業は朝8時半から始めることになった。





土曜日。

予定の時間に到着すると、そこにはケイタが一人いる。
相変わらず時間にルーズだな。
しかも、指示出したはずのオヤカタがいねーじゃん。
・・・などと、若干ボヤキながら待つこと約10分。
オヤカタが来たので、今日の作業を確認して、さっそく開始!

骨格が出来上がっていたナイト2000の表面加工が、今日の私の仕事。

すると、
ディスクグラインダーのサンドペーパー用のアタッチメントが使えないくらいに消耗している。
アタッチメントの中央付近に、すり減りきったペーパーが残っていた。
ホイールの外周部分は、本来ついているはずのマジックテープの鈎毛(こうもう:ジョリジョリでひっかかる部分)が、すり減ってなくなっている。
状況から推察するに、
表面を滑らかにするためのサンドペーパーのアタッチメントで、
削り取る操作をしたんだろう。

道具の使い方を間違っている!!!




仕方なく、
ホイールを交換して、研磨用砥石にしようとすると、
固定用のナットがない。

メンバーで必死に探したが、見つからない。

「最後に使ったのは誰だ?」
と聞くと、トッサだったらしい。そんな話の最中にトッサが現れた。
固定用のナットの在りかを聞くと、やはり記憶があったらしく、
我々が探していたのとは全く逆方面に置いたとのこと。

そちらを見ると、すぐに出てきた。

そして、
件のサンドペーパーのアタッチメントについて問いただすと、
やはり予想した通りの使い方をしたようだった。

もう使えなくなってしまったと叱ると、
「そんなに怒ることか?」
と、悪びれる様子もないことに、更に怒りが増した。



・・・と、そこに
鶏小屋の隣の家のおばちゃん(トッサの親戚にあたり、彗の応援もしてくれる)が、
オバチャン仲間と一緒に現れた。

おばちゃんは、私の顔を見ながら「誰だったっけ?ほら・・・」
と、私が誰かに似ていることを伝えようとしていた。
話の流れから、NHKの朝の連ドラの登場人物のようだったので、
「長谷川博己ですか?」
と聞くと、
「そうそう!・・・ね、似てるでしょ?萬平さんよ、萬平さん!」
とオバチャン仲間に同意を求めた。
おばちゃん3人から二枚目俳優に似ていると褒めちぎられて、
さっきまでの怒りもどこかへ飛んで行ってしまった(笑)



作業は、隙間をパテで埋めた部分を、平らに滑らかにすること。
この後、塗装して仕上げする前作業だった。
すさまじい勢いで粉塵を巻き上げながら、
材木とエポキシをほんの少し削り取りながら平らに、滑らかにしていった。


若手の女の子が、追加でパテを盛っていたんだけど、
その辺りもグラインダーをかけてしまいたかったので、
交代して、パテを隙間に擦り込んでいく。
最後に、パテの表面を左官屋のように塗り付けて仕上げる。

女の子から「すっごいですね。上手ぅ~」と言われ、上機嫌。







・・・あれ?






さっきまで、工具を壊されたことにご立腹だったはずだったのに、
年配の女性と、
若手女性劇団員に、
二枚目俳優と似てるだの、職人さんのように上手だの、と
おだてられれば、
アッと言う間にご機嫌ナナメは水平に(笑)



なんとまぁ女性のおだてに弱いことで。

2019年の抱負

2019年01月02日 | その他
平和に暮らしたいです。

私にとって、激動の2018年は嵐のように去っていきました。
でも、
この年は私にとって忘れられない1年になることは間違いない。

頸椎ヘルニアになったゴールデンウイーク。
そこから始まったゴタゴタもようやく落ち着いて、
仕事はハードワークを極め、
ようやく、新年に向けた動きを考えられるようになってきた。

今年は、とにかく平和に暮らしたい。





もっと周りの人たちに優しくなりたいです。

ノリと勢いだけで喋って動くのは、そろそろ卒業しなきゃです。
調和を意識しすぎて、空気を読みすぎて何も行動に起こさないのは、
臆病すぎると思っています。
ただね、
自分の意思を貫こうとする時、相手を傷つけてしまうほどの攻撃的な物言いは、
よくよく反省すべきかと。
もちろん、むやみやたらと攻撃するわけじゃないですが、
説き伏せることと、言いくるめることと、ねじ伏せる事は、それぞれ全くの別物。
それをよーく理解して言葉は選びたい。
不意に言い放った言葉でも、悪意がないからって許されることばかりじゃない。
ましてや、良かれと思った事でも、相手の立場になって考えた時、
それは大きなお世話だったり、デリカシーがなかったり。
そういうのも含めて。

今年は、もっと相手に優しく接したい。





芸事に精進したいです。

詩吟は自信をもってやるのは良いことかもしれないが、
謙虚に勉強すること。
コンクールは、競う場だけど、自らの芸を磨く機会でもあることを意識したい。
結果に拘ることも大事だけど、もっと謙虚に自分の腕前を評価して、
いろんな人の意見を受け止めたい。
ただストイックに考えるだけじゃなく、
柔軟に受け止める姿勢が、今の自分には必要なことだと感じています。

劇団はしばらくの間は、レアキャラになりそうです。

それでも年末の#Cみたいに、年齢層の全く違う集団ってのは、
自分のものの見方が完全に別角度になった気分でした。
アマチュアとしての自分のスタイルに拘るがあまり、
他の演劇スタイルや、演じ方、演出の仕方なんかも、
頑なになっていた気がします。
それに気づけた#C公演への参加は、自分にとって大きな転機にもなったと思います。

舞台をつくる、別の人物を演じるってことの楽しさを、
もう一度よく噛みしめて、自ら楽しめることと仲間と楽しめる舞台づくりができるといいな。

もうひとつくらい別の集団と演劇してもいいかと思っていますが、
それは機会に恵まれればってことで。





とにかく元気に乗り切りたいです。

タバコの本数が減りました。
少し腹も出ましたw
仕事が忙しすぎて、常に追い込まれています。
愚痴も多めですwww
それでも、
多くの仲間や先輩や友人たちに囲まれて、私ゃ幸せ者です。
元気に、よりポジティブに趣味に興じて楽しく過ごしたいです。

健康第一!





もう少し釣りに出掛けたいです。

ボウズの回数へるといいなwww
トップウォーター用のタックルでもっと揚げたい。
もう少し、別の釣り方もできるようになりたい。
スキッピングをマスターしたい。
キャストの精度をあげたい。
遠征に行ってみたい。
楽しく釣りがしたいです。





ざっくりまとめると、
楽しく趣味に興じたい!

今年もボチボチ更新しますので、気長にお待ちくださいwww
どこかでお目にかかることがありましたら、
気軽にお声がけください。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

一人打ち上げ

2018年12月30日 | 演劇
#Cの公演は、無事に終えました。
ご来場いただきました皆様に、心より感謝いたします。
ほんと、寒いし雪降るなか、ようこそおいでいただきましたね。
千秋楽のステージは、昨日のステージよりももう少し観客が多い中、
そして、
反応もあるなかだったので、役者もノッたみたいでしたね。




さて、
終演後、私はキャリーケースを転がして、
観客として来ていた劇団員の車に飛び乗った!

14:00終演で、
15:07名鉄岐阜発の特急に乗りたかったんです。
17時代セントレア発の飛行機に乗りたかったんです!

何て慌ただしいスケジュール。

無事に飛行機には乗れました。
心配された天気も問題なく、
こちら、雪国でございますwww

雪国で静かに過ごす年末年始。

若者たちは彼らだけの方が盛り上がりやすいでしょ(笑)
おっさんは、中年らしく、静かに芝居の余韻に浸るのです(笑)







作・演出のフジワラくんは、説明はヘタクソですが、自分の世界観をしっかり持ってこの作品に取り組めたんじゃないかと思います。それがこの舞台の最大の魅力となったと思います。
舞台監督・音響のムラセくんは、フジワラくんの世界観を実に良く汲み取って、力強いサポートができていたんじゃないかな?オペレーションのセンスを感じました。
役者の、すずちゃんは、感情表現が素直だと思いました。たぶん本人自身が素直なんだと思います。これからも舞台に立って欲しいな。
りこちゃんは、器用です。そして、自分の意見を持っています。それは役者として重要な要素だと思っている私にとって、彼女はとても魅力的な女優です。これからの活躍が楽しみです。
コモリくん。こいつ、もっと舞台に出るべきだ。ポテンシャルは近年稀に見る逸材だぜ。ただし、心身の健康管理は出来てない。稽古にちゃんと出られるように常に準備してくれれば、数回の出演経験でも観客を魅了できる看板役者になれると思う。

以上、
今回のメンバーに対する、私の感想。







また機会があれば、一緒にできるといいね。

見えすぎちゃって困っちゃう

2018年12月28日 | 演劇
#Cの公演初日を無事に終えました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

寒い中足を運んでくださった方へのせめてものおもてなしにと、
温かい飲み物やお菓子を用意してくれた、サポートメンバーのみさんも、
ありがとうございました。

出演者の出身高校の後輩さんたち、応援に来てくれてありがとう!

彗のメンバーも応援・支援、ありがとう!

#Cの所属ではありませんが、ゲスト出演させていただく機会をいただけたこと、
本当にありがたく、若い感性に大いに刺激を受けて、
楽しく本番の日を迎える事が出来ました。

私個人的には、いつもなら9割脚本通りに喋れれば御の字っていう
超アバウト役者で、ダメダメなんですが、
今日は、まともに喋りましたよwww



でも、
高校生をはじめとするティーンエイジャーが観客のほとんどを占める中、
私の登場シーンは、特に女性には受容れてもらいにくかったようで(笑)




でもね。
衣装のTシャツは、安物買ったら薄いのなんのってwww
薄すぎて、肌が透けて見えちゃうんです。
演出も、土壇場まで悩んでましたが、
「舞台上ではそれほど気にならないでしょう」
と言う意見や、
「何か貼ると逆に目立っちゃう」
と言われ、“ネイキッド乳首”でTシャツを着る事にしたんです。

ところが、
楽屋で控えている時間帯に、ガムテープの存在を思い出してしまった!!!

(小さめの写真にしたのは、自主規制的なアレです)

これがなかなかのヒット!!!(爆)
(半分見えとるがな!)

Tシャツから透けて見えるのは、随分と軽減され、
テープ自体も目立ちにくい色合いだったので、
そのまま演出に黙って、貼ったまま舞台へw

それでも、
1回目のステージでは、女性の観客が多かったこともあり、
前述の通りの結果に。


2回目のステージでは、男性が多くを占めたことで、
超色物の私も、そこそこの笑いが取れた感じでした。

飛び道具的な配役だったので、
出番こそ少ないものの、観客にインパクトを残すことはできたようです。






さぁて、
明日は千秋楽。

気持ちも新たに、若者との素敵な時間を思い切り楽しみたいと思います。




========================================

#C公演『いつか先のトランジスタラジオについて。』

アトリエ・ゼロ

12/29 13:00~
一般600円
学生500円

まだ若干お席に余裕はあると思います。
お時間ある方は、10代最後の若者たちの情熱溢れる舞台と、
そこに混ざってる可笑しなオジサンを見に、
是非お越しください。