喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q (2012) ★★★★☆

2020-06-05 23:52:38 | アニメ

NHK-BSで録画したものを鑑賞。

総監督・脚本・原作・製作総指揮:庵野秀明

監督:摩砂雪、前田真宏、鶴巻和哉

製作総指揮:大月俊倫

出演:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、石田彰

音楽:鷲巣詩郎

主題歌:宇多田ヒカル

製作:カラー

配給:ティ・ジョイ、カラー

上映時間:95分

 

ヱヴァンゲリヲン新劇場版の第3作目。もう8年前の作品となる。

尺はかなり短めである。

 

本作ではアニメ版で描き切らなかったところを描きにいっている作品といえる。

しかし、いきなりエヴァの呪縛とかいうエヴァパイロットは歳月を経ても外見上の変化がない設定とか加えられて、なんでもありになった側面が強い。

本作では、前作で綾波を助けるために結果的にサードインパクトを起こしてしまった碇シンジが、終始、精神的に追い詰められていくさまが描かれる。

14歳の少年が世界を破壊してしまった、てセカイ系の最たる設定であろう。

そしてその償いに今度は世界を再生しようとするが、失敗に終わり…

 

本作の見所としては、映像の技術が進化し戦闘が派手に描かれていることもあるが、ネルフが分裂し碇ゲンドウについてる人間が冬月しかいなくなっていることが挙げられる。

15年の歳月を経て、とうとうゲンドウの異常性に気付く部下たち。

 

また、碇シンジに冬月から真実が告げられるという展開も興味深い。

 

次作ではシンジはミサトに寝返ることは明白なわけだが…

 

それと忘れちゃいかん。

カヲル君との濃厚BLシーンが最大の見どころです笑

ピアノの連弾、意味深な台詞…

アニメ版ではカヲルを握りつぶさなければならないシーンが印象的だったが、本作ではカヲルは勝手に死ぬ。

次作ではカヲルを観れないと思うと楽しみが減るなあ…

 

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