翌日、
れおちん、UW25プロトコールという
多剤併用型化学療法をスタートしました
11月14日(土)
第1週目の薬を投与
朝、処置していただきました。
注射を慎重にする必要があるそうで、
れおちんが暴れないか、
心配しましたが、
無事処置していただいて、一安心。
れおちん、
家に帰ってからも普段通り元気で、
夕ご飯も完食し、
食後の歯磨きガムも食べ、
たくさんのお薬もウマウマに隠して
ぜんぶ飲めました。
夜、ちょび母は出かける用事が
あったので、
ちょび父が留守番でした。
ちょび母が出先にいると
9時ごろちょび父からLINEがあり、
れおの様子がへんだ、と。
慌ててちょび父に電話すると
れおちんが、ぐったりして
呼吸がはやい、
薬の副作用なのか、別物かどうか
わからない、と。
ちょび母は事情を話して
出先から途中で帰らせてもらいました
タクシーよんでもらって、
帰宅途中は動揺して息ができない
くらい
家に着いて2階のリビングにかけあがると、
れおちんは横向きに寝ていて
すごく呼吸がはやい
これが普通？の副作用で
ただ見守っていればいいのか、
わからない、とちょび父は言い、
ちょび母は、じんちゃんのとき、
もし肺に水がたまったら
苦しくて横向きにはなれない、
と病院で聞いていたので、
いまれおちんが横向きにねてる
ってことは肺に水はたまってない？
と思いましたが、
呼吸がはやくてすごく苦しそうだし、
小刻みに震えてる。
それに、ふと見たら
下腹部がすごく腫れてる！
腫れて、一部は皮膚が硬くなってる
痛くて、横向きにしか
寝られないみたい
瞼の上と耳の下に皮膚の発赤もある
れおちんの体を触ったら、
すごく熱い。
病院でもらった資料に、
発熱があったら受診するように、
って書いてあった
病院行こう！
いつものかかりつけの病院じゃないけど、
以前、まる、じん、が
夜中に救急でお世話になった病院に
電話しました。
先生がいらっしゃれば、診てもらえます
なにより近い！
手が震えてもどかしくて、
なんとか電話したけど、
…出ない。
それなら、
救急行こう！遠いけど！
ちょび母は振り向いてちょび父に
言い、
携帯でホームページを調べました
来る前電話してとある
電話して、れおちんの状態を
伝えました
隣市なので30分ぐらいかかります、
と電話をきり、
病院でいただいた
れおちんの検査結果などの資料と
飲んでる薬をバックにつっこみ、
れおちんを毛布でくるみ、
ちょび父運転、ちょび母とれおちんは
後部座席にのりました
ナビをセットし
出発しました
ちょび父は、運転しながら、
れおちん病院いってるからね、
だいじょぶだからね、
と声をかけ、
ちょび母は、れおちんの体をさすって、
母ちゃんそばにいるよ、
すぐ病院つくからね、だいじょぶだよ、
と、
れおちんを不安にさせないように
明るい声で繰り返しました。
でも、呼吸がはやくて
震えていて、体が熱くて、
ぐったりしている状態は、
じんちゃんがお空に帰った日の
お昼と一緒で、
ちょび母は、病院までもたないかも
しれない、と覚悟しました
今日の化学療法が原因でこうなったのか、
別物か、はわかりませんが、
もし化学療法が原因だとしても、
ちょび母は、
やらなければよかったとは思いませんでした。
すごく動揺してたけど、
そこはゆるがなかったです
ちょび父運転がんばって迷わず病院につき、
混んでいましたが、
そんなに待たずに診てもらえました
今までの経緯と検査検査の資料、
飲んでる薬をみてもらって、
お腹の
エコーやレントゲンをしました
先生はれおちんを丁寧にみてくださって、
私たちに丁寧に説明してくれました
今の状態は、
エコー、レントゲンでみたところ、
肺に水たまってないし、
すぐに命に関わる何か、がおきてる、
のではない事、
化学療法の副作用というのは、
何がおこるか、全てはわかっていない事、
先生もこういう状態は初めて見た事、
今飲んでる薬は、
この化学療法と合わせて完璧な
ラインナップで、
できるだけ副作用で苦しまないように
処方されてる事、
だから、今必要な処置、と言うのは
ない、事。
私たちは、れおちんを見守るしか
できない、とわかりました
でも
今命の危険はない、とわかったことで
落ち着けました
検査検査を記録したCDをいただき
いつもの病院に連絡事項をFAXして
下さり、朝イチで病院で診てもらうように、とのことで
私たちは家に帰りました。
それからの夜の長かったこと！
今日はここまで…
