鹿児島城(日本100名城) 6 御楼門から二の丸 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

今回は御楼門から二の丸です。

 

下図⑪から御楼門を撮影しました。

外側から見た御楼門です。

 

幕末頃の鹿児島城です。

 

復元中の御楼門を外側から見たものです。

渡櫓ではなく楼門というところが、城という

より中世の屋形造りですね。

下にあるように薩摩には「城を持って守り

となさず、人をもって城と成す」という諺は、

武田信玄の屋敷も屋形造りで、「人は城

人は石垣」という言葉がありました。

 

 

鹿児島城本丸跡はその後、旧制の

第七高等学校造士館となり、さらに

現在は鹿児島歴史資料センター

黎明館になっています。

 

 

 

ここで記念写真を撮影しました。

 

⑫辺りから振り返り撮影しました。

鶴丸城から照國神社までのガス燈

が並ぶ石畳の舗道は「歴史と文化

の道」と呼ばれています。

島津斉彬が幕末にガス灯を導入

しています。

 

二の丸の方に行きます。

 

二の丸入口です。

 

二の丸は現在県立図書館になって

います。

 

入った所に薩摩辞書の碑があります。

 

薩摩辞書の記念石碑です。

1869年出版の「改正増補和訳英辞書」は、

序文に「日本薩摩学生」と署名してあること

から「薩摩辞書」の俗称で名高い英和辞典

です。上海にある米国長老派協会の印刷

所である美華書院で印刷されました。

150年前の戊辰戦争前夜の頃、

薩摩藩士の高橋良昭・前田正穀・前田正名

の三人が編纂にあたりました。彼らは長崎

へ出て、唐通詞の何礼之助や1859年に

来日したオランダ生まれのアメリカ人宣教

師フルベッキから英語を学ぶうちにどうし

ても英米へ留学したくなったが資金がない。

その当時たいへんな高値だった「改正増

補英和対訳袖珍辞書」の改訂版を発行す

れば大儲け出来る。これを洋行資金にあ

てようと計画します。
三人はフルベッキの力をかりて、見出し

の英単語と訳語の漢字に、片仮名の

「フリガナ」をつけた草稿を書き上げて、

これを持って上海へ渡り、フルベッキの

紹介で美華書院の経営にあたっていた

宣教師ガンブルに会って印刷を依頼し

ます。薩摩の商人浜田十兵衛や松尾

という長崎の商人、のちに松方正義と

なる日田県知事松方助左衛門らが、

出版資金を援助してくれました。この

おかげで二千部の「薩摩辞書」が刷り

上り、五代友厚や小松帯刀らの尽力

で新政府への大量売り込みに成功し

た「薩摩学生」たちは首尾よく洋行の

夢をかなえました。
この「和訳英辞書」は「薩摩辞書」

として利用され日本の西洋化に貢献

しています。

 

実際の薩摩辞書です。

ガイドさんの指が写りました。

オランダ語ではなくて英語で

す。当時の先進国はアメリカ

でした。

 

明治初期の古写真です。

二の丸にも楼門が見えます。

左側の二の丸御門は矢来御門と言われ

ました。

 

二の丸解説板です。

二の丸には藩主の世子(跡継)宅や

隠居宅がありました。下図より見ると

二の丸用の大奥もありました。

二の丸は西南戦争の最終日に官軍

の攻撃を受けて焼失しました。

その後は、第七高等学校造士館と

鹿児島大学医学部のグランドに使

用されました。

昭和55年に県立図書館が建ちま

した。

 

二の丸に大奥とあります。

二の丸の周囲には堀がありません。

 

今回はここまでで、明日に続きます。

 

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