2019年8月30日金曜日

レジャー白書2019 その2

続きです。

前年190万人から20万増えて210万人になった国内囲碁人口、ほぼ横ばいの数字の中でも質的な変化が大きく見られました。

まず前置きとしてレジャー白書の調査方法や数字の性格について確認しておきましょう。

・調査対象は全国の15~79歳の男女であり、15歳未満と80歳以上は対象外となっています。
・2019年1~2月に総人口の性別・年代別・都道府県別比率に即した3226の有効回答をインターネット調査で収集しています。
・現役世代該当する余暇活動を2018年中に1回以上行ったという回答があった場合に参加人口としてカウントされることになります。

それではまず前年2017年の囲碁人口の年代別・男女別構成比です。


全体を100とした時に48.8%が70代の男女、60代を加えると全体の6割を超えてしまうという恐るべき世代別構成比に日本囲碁界の未来は明るくないなと頭がクラクラします。

これが今回2018年になると大きく構成比が変わります。


まず目立って70代の比率が小さくなりまして、傘寿を迎えてめでたくレジャー白書の調査対象から卒業された方、六文銭を持って旅立たれた方もあるのだろうなと想像されます。
その分ほかの年代が増加していまして前年焼野原状態だった50代が謎の躍進をしつつも10代と20代も微増、ここ三年間の囲碁人口横ばい傾向にあってその中身としてはおだやかに世代交代をしつつあるのかなと思わせる数字が出てきています。

あと男女比が前年に89.2対10.8だったものが今回は78.4対21.6とこれまた大きく変動していまして、まあ悪い傾向ではないよなあとは思います。

この傾向が続けばそんなに大きく参加人口を落とすことなく若い世代に移行出来なくもないかなあと思うのですが、来年出てくるデータでそんな願望もむなしく打ち砕かれる展開になっても何の不思議もないところではありますかね。

まあ去年のデータは夢も希望も持てないような数字ばかりでしたが、今年は将来に向けてささやかな希望を持てるかなあということでw


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