遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

外崎春雄監督『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

2020-10-22 00:00:00 | 映画を見てきた

2020/10/20

・新型コロナ騒動以来、最密の場所に飛び込む。

・映画館は換気がいいという話はよく聞くけど、ロビーはワイワイしてるし、売店の列もぎゅうぎゅう。床の間隔マークもあまり用をなしてない様子。

・ロビーでダラダラするのも好きだけど、そちらの換気はよくわからないのでさっさと席へ。

・鬼が操る列車の中で鬼殺隊たちが乗客を守りつつ敵を倒そうとする話。

・乗り物パニック映画というより、夢と現を行き来する不安定さからくる面白味のほうが強い。

・原作もアニメも一通り通ってるので、映画の内容は大体わかっている。

・振り返り要素はなし。話自体は単純でわかりやすいけど、細かい設定部分が重要だと思うので、一見さんだとかなり面白さは目減りしそう。

・善逸や伊之助についても、初めて見る人への説明が何にもなくて、自分まで不安になる。

・伊之助が列車に入ってきても乗客が平然としている。見た目で十分怖いはずなのに。鬼滅世界の一般人は肝が座っている。

・明らかに様子のおかしい猪頭を担当する女の子がほんとかわいそう。

・基本アニメにはナレーション入れない方針なので、ネズコの爆血や、紐切らない説明なんかも、ほんとに伝わってるんだろうか。

・とは言え、ほんとに前知識ゼロの状態で見る人なんて、スターウォーズやアベンジャーズなんかと比べても少ないのかもしれない。手軽に予習もできるし。

・水だと演出効果に思えなくもないけど、炎は明らかに何かが爆発している。実写で言う特効担当の人が張り切りすぎている。

・原作からそうだったけど、煉獄さん登場時の全く話の通じそうにない感じと、後半の理想の上司感のギャップがイマイチ飲み込めない。

・鬼滅に出てくる柱の人って、根はいい人かどうか、本当にはわからないギリギリのところで成り立ってる人が多い。ほぼ全員第一印象が悪い。人間が鬼を相手にするんだからそれくらいおかしいほうが自然なんだけど。

・結果、炭次郎がかっこよく見えるようになっている。

・家族と再び別れなきゃいけないのはとても切ないし、楽な道と茨の道があれば辛いほうを選択する正義超人だし、自決するシーンは分かっててもハラハラする。家族のことで激怒するのもほんと主人公然としている。

・最後なんて戦ってもいないのに、なんだかんだでおいしいところは持っていく。存在が強い。

・なぜかそんなに多くなさそうな初見の人の心配ばっかりしつつ、映画を見るというより、流行りに乗っかるお祭り感覚を楽しんだ。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読売中高生新聞編集室『部活... | トップ | 劇団かふぇいん(土佐女子中... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画を見てきた」カテゴリの最新記事