遠藤雷太のうろうろブログ

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野村有志『脚本の(野村有志/オパンポン創造社)書き方・基礎編』

2019-10-19 10:03:00 | 読書感想文

野村有志『脚本の(野村有志/オパンポン創造社)書き方・基礎編』

2019/10/17

大阪を拠点とする劇団、オパンポン創造社で作演出をされている野村有志さんが、自らの手の内を明かしてくれる本。

野村さんの作品は、ライブで一人芝居、観劇三昧でも何作か見ている。どの作品も楽しい。

実際、読んでみると、ものすごく斬新というよりも、自分が脚本を書くときに、無意識に注意していた部分を言葉にしてくれているような感じ。

ネット記事としては長いけど、市販の指南書よりは短く、ポイントが整理されていてわかりやすい。

読んでいて頭が整理される。

「ツカミ」と「フリ」(理由)の重要性はそこまで詰めて考えてなかった。

誰の主観かを決める、場の停滞は悪手、解決に至らないのはフリがないから。

裏設定を走らせておくと、終わらせやすい。

ダミーのテーマに関しては、自分も意識的にやってる。

オパンポンパンツの話が読めたのもよかった。

試しに書かれていることを強めに意識して、いっぺん短編書いてみようかと思う。


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