遠藤雷太のうろうろブログ

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小林賢太郎『僕がコントや演劇のために考えていること』

2019-10-18 23:59:25 | 読書感想文
僕がコントや演劇のために考えていること
小林 賢太郎
幻冬舎

2019/10/15

小林賢太郎さんの表現活動の指針になるようなことが書いてある。

手の内を明かしつつ「同じことがやれるもんならどうぞ」という自負も感じる。

意識が高いとか言って距離をとるよりも、きちんと向き合ってダメージを受けといたほうがいい感じ。

先に舞台も何度か観ることができていたので、特に説得力を感じる。

漫才の中にコントを含む話、訓練の仕方、テープからの文字起こし。

あらかじめ褒められ方を想定しておくこと。

台本はあくまで道具、「覚える」ではなく「知っている」という状態にしておくこと。

演技には正解がいくつもあるが、不正解はすぐわかるという話。

演出する時は、否定形ではなく、ポジティブな表現でっていうのも、わかっているんだけど、なかなかねという感じ。

ごめんなさいごめんなさいと思いながら読んだ。


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