僕がコントや演劇のために考えていること | |
小林 賢太郎 | |
幻冬舎 |
2019/10/15
小林賢太郎さんの表現活動の指針になるようなことが書いてある。
手の内を明かしつつ「同じことがやれるもんならどうぞ」という自負も感じる。
意識が高いとか言って距離をとるよりも、きちんと向き合ってダメージを受けといたほうがいい感じ。
先に舞台も何度か観ることができていたので、特に説得力を感じる。
漫才の中にコントを含む話、訓練の仕方、テープからの文字起こし。
あらかじめ褒められ方を想定しておくこと。
台本はあくまで道具、「覚える」ではなく「知っている」という状態にしておくこと。
演技には正解がいくつもあるが、不正解はすぐわかるという話。
演出する時は、否定形ではなく、ポジティブな表現でっていうのも、わかっているんだけど、なかなかねという感じ。
ごめんなさいごめんなさいと思いながら読んだ。