遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

キンバリー・ピアース監督『ボーイズ・ドント・クライ』(1999年)

2020-07-09 22:40:51 | NETFLIX/Amazon/UNEXT/Apple TVで観た

ボーイズ・ドント・クライ (字幕版)


2020/7/9

男性として生きたいトランスジェンダーの若者ブランドンが、生き急いでしまう話。

男性と言われれば見えるギリギリの見た目と声。顔の情報量が多くてずっと見ていられる。

肉体は女性でも髪型や服装は男性だし、やることがいかにもな不良少年っぽい。

彼は、体が女性であることを隠したまま、ある女の子と恋をする。

カラオケ周りのシーンの生々しさと世間知らずな痛々しさが好き。

言動は普通にいいやつなんだけど、アメリカの貧困層だからか、犯罪との距離が近い。

若さ未熟さを考えると、トランスジェンダーでさえなければ、ただの青春の過ちで済んだかもしれない一連の出来事。

気の毒としか言いようがない。

wikiによると日本ではPG12らしいけど、不快になったり変に影響されたりしても、作品のせいにせず、自分自身で責任が取れる大人だけ見たほうがいい感じの作品。

もしかしたら、劇場公開時には何らかの加工をしていたのかも。

(U-NEXT)




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