赤ちゃん主導の離乳食セミナー~BLWに参加してのまなび(1) | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

先日、横浜で開催された、

BLW講座に参加してきました。

 

いろいろと、

本当に深く、深く、著者である、

講師の先生方の話に感動をし、共感したのですが、

詳細は、書ききれないので、

大阪と、関東方面で、

シェア会ができたら・・・って思っています。

 

それでね

 

その中で、

言語聴覚士として、

深く、深く納得したのと、

 

いや、間違ってた?って思ったこと。

 

まだ、

 

完全に

消化ができてないのですが

 

乳児は、

咀嚼を覚えてから、

嚥下を学んでいく~

 

 

いや~~~これって

頭をガツン!!!!って

やられた感覚!

 

今までの信じていたことが

崩壊した瞬間でしたが・・・

 

 

しかし

実際にBLWをしているお子さんの

お口の動きや動作、

そんなものを見ていると、

 

「確かにそうかもしれない」って思えました。

 

 

だから、

これから、

あちこちで、

お母さんたちにご協力をいただいて、

検証していきたいと思うのです。

 

 

そうなると、

お口の発達として、

 

乳児嚥下→咀嚼→成人嚥下→成人の咀嚼

 

つまり、

BLWを始めた頃。

はじめから赤ちゃんは食材を食べない。

そう、

食べない時期から始めるのが良い。

 

頸はしっかり座って、

支え座りができる、ぐらぐらしない頃

(ベビーチェアなどで、傾斜をつけないとダメな段階は、

 危険だからダメ!です)

 

そして、最初は、

おもちゃとかわりがない。

赤ちゃんが

おもちゃを口にもっていく、

それと同じで、食材をもっていく、

 

そして、舐めて、噛んでみて

探索をして感覚で味わっていく、

 

だから、

食べない。

 

でも、ある時期に、

気が付いたら、少しずつ食べ始める

 

そういう進み方をするそうなんです。

 

だから、

食べる、飲み込むことを

学んでからは、

むしろ危険があるから

 

そうでない時期から

はじめていくっていうことが重要で

 

そして、

赤ちゃんとご両親は、

食事時間を同じにして、

同席することも大事!

 

なぜなら、

赤ちゃんは、「模倣」をして、

食事も学んていくのだから・・という話です。

 

 

 

 

3か月から指しゃぶりが始まります。

指をしゃぶりながら、

しがんでいます。

 

これが、咀嚼の始まり。

 

そして、

いろいろと口の中で、

経験した中で、

 

違ったものは、

嘔吐反射で舌で後ろから前に押し出す・・・

 

確かに!

 

そして、

BLWで育ったお子さんのほうが、

 

食べ物以外での「窒息」が少ない!

(→エビデンスがないので、エビデンス研究してください!)って話

 

 

そもそも、

BLWを実施しているママって、

とってもお子さんをしっかりと観察し、注意してみることになります

 

そうしないと、

窒息するかも!っていうリスクもあるから。

 

だから、

あまり、

赤ちゃんに興味がないママは、

そもそも、BLWをしないですよね。

 

そうすると、

もともと、

赤ちゃんをしっかり見ているママは、

お子さんが手にとるものや

窒息しそうなものは部屋にはおかない・・・っていう

 

環境としてすでにコントロールされてますよね。

 

だって、

赤ちゃんが、おもちゃを飲み込むとか誤嚥、誤飲の事故の話のとき、

 

よくあるのが、

テーブルの上のお酒を飲んだ!とか

タバコの吸い殻を食べた!とか

ピン球を飲み込んだ~

など。

 

しっかり窒素などのリスク管理ができている家庭では

めったにおきない

(兄弟児がいた場合には、いろいろリスクは高くはなりますが、それでも、

親が管理しているかも大きな環境要因になる)

 

なので、この

窒息の話については、

なかなか、研究するには、

視点を変えないといけないな・・・とは思います。

 

でも、

咀嚼力や、

意欲的、ことばの発達などでは、

リサーチできるんではないか?って思っています。

 

何より、

子どもも、

ママも笑顔になれる離乳食生活ができるといいですよね^^