BLWに出会い、気づけたこと | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

昨年、BLWに出会い、
私自身は、
当たり前と思っていたことが
実はおもいこみであったこと

また、
第二次世界大戦後に、
いろいろ変遷があって、
今の離乳食のマニュアルがつくられたこと

そんなことをまなびました

そして、
昔は、まさに、BLWが、
当たり前の離乳食というか
固形食だったのだということ

そうそう

私たち世代は、

まずは
沢庵の尻尾をしゃぶらせる!


そんな記憶があったりします

近所のお宅でも
赤ちゃんに、お母さんがニャンニャンと
口に入れたものを食べさせるのが
普通の風景でした。


だから、
昭和育ちの方たちは、
BLWの本がでても、
なんだ、昔からやってる方法よね!となる

そして、
BLWを知ってから

ダウン症のお子さんたちでも。お母さんのご希望をききながら、

BLW的な
固形食経験を
していただいた一年。

私は、
従来のスプーン離乳食も指導しますし、
その中に

赤ちゃん主導!の理念と、
飲むこむ習慣のまえに、
歯茎で噛む体験を、しっかりしていただく

なので、
ペースト食も食べさせてもらいながらも
はじめの頃から

固形食を手掴みで
しゃぶる、噛むという経験を
しっかりとしていただいてます。

かなり。用心して、
喉に詰まらせないアドバイスをしながら、
進めているのですが、

実際の体験としていえるのは、
ダウン症のお子さんの場合は、

早期から
噛むこと、しゃぶること、
自分で口に運ぶことを
上手に取り入れていくことは

かなり、
食行動に、よい効果が出ています。

食べさせてもらうときには、
舌がよくでていたのに。迎え舌のような
悪癖も改善したお子さんもいらっしゃり

わたしのまなびとしては、

子ども自身の伸びていく力
工夫していく力

想像以上に、素晴らしい


そして、
食べさせてもらうではなく、

自分で撮りに行き、
えらび、
食べる!という経験は、
子ども自身の、やる気を育て

身体全体の筋肉がしっかりしてきて
意思表示も、はっきりしてこられます


今までの、
古い考え方、
実際の子どもが、
自分で積極的に食材に向き合い
自分で選択するということを
したことのないリハビリの方たちからは、
怖いという意見も入ってきたりしますが、

むしろ、
昔はのやり方で、
しっかり自分で食べて
判断する経験の
少ないお子さんの方が

怖いのです。


何事も、批判するまえには、
しっかり、五感を使い、体験し、
真っ白なフラットな状態で
考えたいもなですね。

何事にも
よし悪し、、、、