森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか    稲垣栄洋 著

2018年10月04日 | 書籍紹介

植物マニアでなきゃ 納得できない で あろう本です。

家紋を見るのが大好きな私は 徳川家の家紋のフタバアオイを なんとまあ地味な花を選んだもんだと思ってた。

これ私が由布岳あたりで撮ったフタバアオイ 赤い丸いのが花です。地面すれすれに咲いて 誰に来てもらうの? と思われる花。

確かにはっぱの柄は 徳川家の この印籠が目に入らんか はは~~ のマークだけど これ2枚なのよね フタバ アオイ ですもん。

1枚増やしてなんたること ってのの訳が明かされてゆくのです。 わくわく

ついでに 家紋には 地味な花が多いことも オモダカは田んぼの雑草だし ナズナの家紋もあるし それもナズナの葉っぱだけの紋

で、結論として 江戸時代のおさむれーさんは植物の知識がとても豊かだったということ でさあ よく知ってる人ってマニアだよねえ

マニア受け というわけでもないのだけど 家紋は ユリやらのゴージャスな花でなくて ナズナ カタバミ 絶対マニア受けですなあ。

わたくしの母方の実家の女紋が 抱き茗荷 食べると物忘れをするというミョウガが選ばれた訳などは 感動ものでしたわ。

植物の知識があるって 現代では 種類の名前を知っているとか同定ができるとかになっている。気がする。

江戸の人たちが植物の知識を生活の中で生かして取り入れ 豊かな生活をしている様子は 見習わねければならないと反省。

植物研で 植物を見に行っても せいぜい和名を明記した写真をパソコンに保管しているだけでは、、すもつくれん 愛がないよっ


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