うしろのハナコさんのあとがき:7 | 絵部ログ。

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漫画やイラストをテキトーに…

 

 

 

吐露

 

 

 

はじめに

 

今回、いつも以上に長いので

お時間が許す時に…m(__)m

 

今回と次回で内容が続いております

元々以前から「終了後に吐き出す」と言っていた事

この記事自体も下書き保存を重ね

数週間前には書き上げておりました

…が、近日SNSによるとても悲しい事件が起きました

(敢えて「事件」と書かせていただきます)

彼女の苦しみ、悲しみには到底及びませんが

過去に自分にも同じような事が起こり

一部、その事について書いてありますので

気分を害される可能性がある方は

今回と次回の記事は読まれないことをおすすめします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漫画を描くにあたって必要なモノ、、、

 

画力

構成力

演出力

体力

 

でしょうかね

 

「プロの漫画家になるのに必要なモノ」となると

これらに「運」が加わるんじゃないかと…

個人的な意見です(笑)

 

 

 

この中で

自分が一番苦手なのが「演出」です

構図とかカメラワークとか、その類い

 

私が本気で漫画を勉強し始めたのは

大人になってからで

それまではただの趣味で

ノートに漫画を描いていました

ひたすら正面、横顔、バストアップ、全身は極たまに

淡々とほぼセリフだけで進んでいく。。。

それは漫画なのか?漫画と読んでいいのか?

てな感じのマンガモドキを描いていました(;^ω^)

 

そんなのを10年程続けていたので

初めて本気で漫画に向き合った時

そりゃあもう苦しみました(笑)

…が、私は本気でした(`・ω・´)

ありとあらゆるジャンルの漫画を研究しまくり

(子供向けから少年少女

大人男女向けのエッチぃのまで全部)

自分が描けるのは少女漫画だと判断しました

 

ストーリーはまあまあ浮かぶ

絵も練習すれば少しずつ成果は見える

ただ演出力だけが…一向につかない

 

そこで私は

元々好きで観ていたドラマを

勉強の一環として観始めました

カメラワークですね

それを研究しまくりました

(今現在も続行中です)

 

研究していて

私はとある演出が好き、惹かれる

…と気付きました

 

役者さんの、表情だけの演技

セリフの無いシーンの動き、見せ方

 

個人名は出しませんが

そういう演技がとっても上手な

数名の役者さんの出演作を

観漁りました

 

あぁ好きだ

こういう目をするキャラクターを描いてみたい

目の動きや表情だけで

キャラクターの感情を読み取ってもらえるような

そんな漫画を描いてみたい!!!

 

そんな漫画を描くには

画力を上げなくてはならない

特に表情(目の描き方)

そしてやっぱり演出力

どういう構図にするか

どのようにコマを割るかで

「(セリフ無しの)キャラクターの表情」の

見え方が違ってくる

私なりに、物凄く努力しました

最終的に病むほどまでにね(;´▽`A``

 

私の「本気で漫画勉強」は

病んで終わりを迎えたので未完結

今はあの時みたいに「目標」がある訳じゃないので

「本気で勉強」とまではいかないけど

一応勉強は、、、少しだけ、しています

 

あの頃から、そして今も

自分が憧れているのは

少し前に流行った言葉

「行間を読む」ってヤツです

この言葉が流行った頃にはもう

「うしろのハナコさん」は描いていました

 

私は数年前から

自分が観たドラマや映画や本の

実況や感想をSNSでよく見ています

「こういう演出、こういう流れ

他の視聴者(読者)はどう見ているんだろう?」と

 

「行間を読む」という言葉を流行らせたドラマはもちろん

その他の作品の実況や感想を見ていると

目から鱗の考察力をお持ちの方がたくさんいらっしゃって

より一層楽しめる&勉強させていただけるのと同時に

考察力・読解力がない故に

作品を貶している方々もたくさんいる事を知りました

 

プロの脚本家(作家)さんが書いて

プロのスタッフさんが制作して

プロの役者さんが演じて

それでも伝わらない人には伝わらない

 

アタシなんぞ底辺の者が挑戦しちゃ

いけないものだった…っっ_| ̄|○

…と後悔した時にはもう遅い

「うしろのハナコさん」は進行中。。。

 

 

 

…………ここまで読んでいただき

「あ」って気付いてくださった方が

一人でもいてくだされば嬉しい……

 

はい、出雲です

 

私の「憧れ」と「挑戦」を

一手に担ってくれていたのが

初期の嫌われ者、出雲でした(^^;

 

出雲は「ブレてない」と「あとがき:1」で書きましたが

最初っからこうだったんです(43話)

喋らず、み~て~る~だ~け~

 

「あとがき:1」で書いた

「出雲は輪廻転生を信じてない」

その描写がココ(49話)2015.6.20 うしろのハナコさん.49

 

…う~ん…絵が下手だな

こりゃ伝わらんか…(>_<)

一応この次の話(50話)で

言葉で説明はさせてます(笑)

2015.6.21 うしろのハナコさん.50

 

↑こういう、、、キラリにメロメロなのも

最初から最後まで一貫しているのですが

こういう所が一部の読者様に受け入れてもらえず

「キモチワルイ」となってしまいました…です(◎_◎;)

 

特にこの話公開後が凄かった…(61話)

2015.8.19 うしろのハナコさん.61

 

これって…(;´▽`A``

1コマ目の無言

そこから何とか脱出しようと

頑張って(真面目に)フザケてみた出雲、、、

のつもりだったのですが

「そのまま」受け取られてしまいまして…

ですがね、

「出雲さんて、わざとふざけてるのでは?」

と深読みしてくださった読者様もいらっしゃたので

ホンッッットに救われました…(ノД`)・゜・。

 

これに続く話で

出雲がやっと本音を話し始めるのですが(63話)

2015.10.6 うしろのハナコさん.63

 

出雲の「キモチワルイ」は払拭されず

私はしばらく悩み続ける事になります(笑)

 

この頃、あることがきっかけで

読者様もコメント数も多かったんですよね

後半の頃みたいに

「ハナコさんが好き」で読んでくださる読者様だけじゃなかったんです

そういう方はコメントではなくメッセージで送ってきました

メッセージが荒れて荒れて、しばらく閉鎖してました

(…そんな訳で後のヤミからの復帰後

「ご意見はコメント欄にお願いします」と再三お伝えしていた

次第でございます…m(__)m)

 

さてこの後、出雲の出番が減り

出ても「無言」を避けました

もうダメだ、私の素人力じゃ無理だ

出雲を離脱させようか、、、

更新(ブログ)自体をやめようか、、、

主に出雲についてでしたが

他にも色々ね…色々。。。

プロならともかく個人の趣味作品で

あそこまで酷い言葉を浴びせられて

私の精神は崩壊寸前でした(;^_^A

(ご存知の通り、後に崩壊します…苦笑)

 

ですがなんとか振り切り

「ストーリー漫画コマ割りへの変更」を

 前倒しすることにしました

 

で、ここから

 

80話・伊野の震える手に気付く出雲

2016.2.25 うしろのハナコさん.80-2

 

81話・愁が何を言うのかじっと見ている出雲

(78話で「伊野に話を聞き、自分の不甲斐なさを知れ」と怒っている)

2016.3.3 うしろのハナコさん.81-12016.3.3 うしろのハナコさん.81-2

 

などなど

私は再び、出雲に「無言」を強いました

 

 

………んんん………

最初にお断りを入れたとはいえ

あまりにも長すぎる気がする。。。

 

続き、、、ます!(;^ω^)