日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

香港暴動 ~ 通勤手段の確保

2019-11-15 | 香港に思う
ひと月前ぐらいまでは、暴動が起きるのは週末、それも特定の地域に限られていたので平日の通勤に関してはさして影響がありませんでした。

ところが最近日曜日の破壊活動が大規模化してきて交通施設の修復に時間がかかるようになって月曜日にも影響が拡大し、さらには平日にも騒ぎが起きるようになって、連日交通機関に乱れが生じています。

地下鉄、鉄道の場合は区間運休や特定の駅を閉鎖(電車は通過の措置)することが常態化しています。バスについては運行区間の短縮やルートの変更、ひどい場合には運休といった措置が取られています。

テレビのニュースでは鉄道関係は比較的運休区間や閉鎖駅の情報をテロップで煩雑に流しているので分かりやすいですが、バスの場合は路線が多く、細かい情報が必要なため個別の路線についての情報はほとんど流れることがありません。

インターネットのほうが詳しい情報が得られます。鉄道についてはほぼリアルタイムで出てくるので、最寄り駅と目的地駅間が運行されていれば混雑で何台か待つことになっても通勤は可能です。しかし、バスについてはルート変更が煩雑に行われていてバスが来ても「臨時改道」と表示があるだけでどこを通るのかは運転手に聞かないとわからない場合も多いです。言葉がわからない私は先日、この団地には寄りませんという表示を見て、途中で降りるから大丈夫と思って乗ったところ乗ってすぐ高速道路に入られてしまい、終点まで一気に連れ去られてしまいました。それ以来バスには乗れません。

私を含めて職場の日本人は幸いなことに香港島の地下鉄沿線に住んでいるのでなんとか通えていますが、香港人スタッフは大陸側に住んでいて、利用する鉄道が断続的に運休を繰り返しているため出社できない日もあります。

毎朝、テレビとネットで鉄道の運行状況を確認してから出社するのが日課になりました。


それにしても、日本の報道やネット声を見ると暴徒の一部を傷つけた警察=悪者、鉄道や道路などの施設を破壊して交通を遮断している暴徒についてはコメントがない、という一方的な図式が多いのがどうしても腑に落ちません。
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