草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日の丸を手に香港への熱い連帯を訴える平野鈴子さん!

2019年06月17日 | 祖国日本を救う運動

ネットの動画で日の丸を手にした若い女性が香港の民衆への熱い支持を訴えている。イデオロギーを超えて、香港の人々の自由が奪われようとしていることに抗議するのは当然であり、日本人として連帯しようとしているのは、私たちが争いを好まない民族であるからだ。日の丸を嫌がった者たちもいたようだが、平野鈴子さんは自分の責任で掲げたのだった▼一国二制度を骨抜きにし、香港を自らの支配下に置こうとしている中共は、全体主義国家である。ハンナ・アレントは『責任と判断』(中山元訳)において、ナチスに与しなかった者たちの特徴として、「自分と仲違いせずに生きていくことができないことを見極めたからです」と書いている。それは知的な選良であるかどうかとは無関係であった。アレントは「わたしと自己との間で無言の対話を続けたいという好みを示すものです」と指摘している。私たちは常にもう一人の自分と対話しており、それが人間であることの証でもあるのだ▼香港の人々が街頭に立ったのは、中共が人間の内面にまで干渉しようとしているからだ。蟻塚の蟻となって生きていくことよりは、死を選んだ方が良いとの覚悟があるからだろう。私たちも平野さんのように、苦難に直面している香港の人々への支持を表明し、一日本人として、今こそ日の丸を手に立ち上がるべきなのである。

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備えあれば患いなし (嫌韓有理)
2019-06-17 07:17:11
巨龍・中国も、倒れるときには倒れる(中国共産党がどうあがいても)。
しかし、ここ10余年の巷間にあふれた“中国崩壊論”のようには、事態は進んでいない。
なぜなら、エドワード・ルトワックに言わせれば、「巷間の予測は、リニア(直線的)にすぎる。作用があれば、必ず反作用があることを理解していない」からである。

しかし、実際のところは、ただ単に、「中国の50歳以上の人は文化大革命のことをよく覚えている。無秩序と混乱がいかに多くの命を奪ったかを知っている。共産党独裁であっても、『安定』をもたらすならば、それに代わる大事なものはないと考えている。それ以下の世代も、生活が年々良くなってきていること自体は評価している。1978年に改革開放政策が始まってから40年。500万人以上が海外留学をし、300万人以上が帰国したという中国の報道がある。中国から海外に向かう旅行者は2018年、1億4千万人に上った。海外に行って海外の良さを知り、中国は変わらなければならないと思う人の数は“減っている”。中国の生活水準も向上しているし、欧米に昔の輝きはない」(宮本 雄二) から、ということかもしれない。

改革開放で私欲を解き放って“拝金主義”にまみれた中国共産党・特権官僚も、帝国主義的な覇権争奪戦の激化にともない、昔の“抗米”映画を放映したりして戦線を立て直しつつある。だが今更、あの「毛沢東思想」にまで後退できるだろうか。支配の「正統性」「アイデンティティ」のさらなる混乱・惑乱を呼び起こすだけではないのか。
だとすれば、彼らが最終的に拠りどころにできるものは、「民族主義」「中華思想」しか残っていない。
「民族主義」「中華思想」を鼓吹するための中国の意図的な“軍事挑発”の危険は、増大しつつある。“備えあれば患いなし”である。

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