活き生きチャレンジ（2020年10月）①＠坂ノ市もみの木 : ”もみの木”の木の下で・・・

社会医療法人関愛会リハビリテーションセンターもみの木（通所リハビリ）のブログ！大分県は、大分市と豊後大野市から、在宅でのリハビリテーションの現状や、もみの木での日々の活動や成果をお伝えしていきます。

【活き生きチャレンジ（2020年10月）①＠坂ノ市もみの木】

　坂ノ市もみの木の活き生きチャレンジ（2020年10月）の新規目標立案は3件、目標達成は3件でした。

目標『もみの木の利用を往復バスを利用して通える。』

　今回の目標はご本人様より、「送迎車では時間がかかるため、自分で帰れたらいいのに」と言われたことがきっかけでした。
　そこでバスで帰れるよう体力の向上、歩行耐久性の向上を課題にリハビリに取り組みました。また、ご本人様は週１回のみのご利用であったため、ご自宅でも行える自主トレーニングのメニューを提供し取り組んで頂きました。
　ご本人様も毎日のチェック表へ記載されながら意欲的に取り組まれており、「今月の分も無くなったから新しいものをちょうだい、出来るメニューだけでも毎日しているよ」と話されています。

　
　10月になり、気候も過ごしやすくご本人様の体調が良好であったため、実際にバスを利用しての動作評価を担当チームで行いました。バス停までの歩行に際し距離や時間を気にされていましたが、職員と会話をしながらでも歩けており、バスへの乗り降りも問題なく行えました。

　もみの木到着後には疲労感は見られましたが、バスで通えたことに対しとても喜ばれ、担当職員と共に写真を撮り終了となりました。

　その後、ご本人様にも自信が付き、もみの木の送迎を利用することなく、公共交通機関のバスで通うことが出来ています。また、ご自身で通うことが出来るようになったので、ご利用回数の追加ができ、週2回のご利用をされています。
　
　今回の活動をきっかけにご本人様より、「もみの木に通われている他のご利用者がリハビリを熱心に取り組んでいる姿や状態が良くなっている姿、会話等をきっかけに私も頑張って目標達成に向けて取り組むことが出来た。心のモチベーションに繋がった。」とご自身で目標達成へのきっかけを語られていました。

　ご本人様より、「バスで遠くへ通えるようになって体力も上がってきたよ、前は家事も休憩をしながらしていたけど、今は体力がついて体が動きやすく、休まずにできているよ」と自身の変化にとても満足されていました。

　今後もこの活動で学んだ経験を通所リハビリの中で他のご利用者様にも還元していきたいと思います。

Report by Nagano

『活き生きチャレンジ＠坂ノ市もみの木』
【2020年度】　
4月：新規目標立案：4件、目標達成：1件
5月：新規目標立案：2件　目標達成：0件
6月：新規目標立案：2件、目標達成：2件
7月：新規目標立案：3件、目標達成：1件
8月：新規目標立案：1件、目標達成：0件
9月：新規目標立案：2件、目標達成：0件
10月：新規目標立案：3件、目標達成：3件