「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「イタチくん」

2020年08月04日 | 晴耕雨読

                         あちらこちら獲物を探して動き回るイタチくん。(白い枠線の中に)

お昼に近い日照りの中、1mばかり低い位置にある畑で茶色なものが動いた。なんだ?
気付かれないように目で追うと、なんと体長約30cmのイタチ君が、獲物を探してチョロチョロ素早く動き回っているではないか。急ぎスマホを取り出してその姿を追う。

いっときもじっとしてはいない。常にキョロキョロ、目を見はり鼻をきかせてお昼ご飯ハントに余念がない。少し落ち葉や枯れ草が積まれていると、鼻先で堀上げ上手に潜り込む。ミミズやバッタ、小さな虫など生き餌を探し回っている様子。チラッコチラッコ見せる姿をスマホで追うのは大変。

イタチは、顔を除く全身の毛色が褐色掛かった茶色。周囲を偵察するために立ち上がることが多いため、その姿が火柱のように見えることから「火立ち(ヒタチ)」がイタチと呼ばれるようになったとも言われているようだ。口元は白く、クリッとした円らな目の周りは黒色と、パンダ同様に愛嬌ある顔が特徴的。
この愛らしい顔に似合わず、畑づくりにとっては意外に厄介な小動物ではある。今のところ作物に被害を与えるようなワルさはしていないが、集団になると間違いなく、根菜を掘り起こしたり、甘い生り物を横取りしたりするに違いない。

ワルさをしないとほんとに可愛らしい小動物ではある。あのまんまを首に巻いたら、さぞかし冬は暖かろうに。
ただ、イタチが出てくると言うことは、この荒れ地のどこかに巣を作っているということ。これは放ってはおけないヤバイことなのかも。行政もそんなことでは構ってくれないだろうし、自衛手段を講じなければ。
それにしてもあの愛くるしいイタチ君。昼間に出てきたが、今夜のようなまん丸満月の夜など、どうして過ごしているんじゃろう。ま、大きなお世話か。

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