日本では少し落ち着きかけているように思われる、新型コロナウィルス(Covid-19)ですが、海外ではまだまだ大変な状態です。
昨日、イギリスの取引先から聞いた話では明後日からまたロックダウンになるようです。
そんな時代なので、抗菌や抗ウィルス対策品が多く登場してきています。
ステンレス鋼も実は抗菌ステンレスがあるのです。
これは、1990年代に日鉄ステンレス株式会社様が開発・製品化を行われており、食品業界や医療関連等、クリーンな素材を必要とする業界でこれまで採用されてきました。
原理的にはこんな風になってます。
出)日鉄ステンレス株式会社様 HP
ステンレス鋼の中に均一に分散した【銅】の効果により抗菌効果が出ます。 数年前に猛威を振るったO-157の時には大活躍しました。
さて、世の中の抗菌、抗ウイルス素材は、銅、銀、酸化チタンという物質の効果によりその性能を発現させていることが多いです。
いろいろな材料に混ぜてその効果を付加しています。
お気づきの通り。
表面にその効果がある物質が出ていないと効果が出ません。
つまり、ほったらかしにしておくと効果はどんどん減少していきます。
最初は性能が出てもメンテをしないと効果が下がるという事です。
やはり日々のお手入れによるリフレッシュは大切です。
樹脂や塗料など様々な抗菌、抗ウィルス素材がありますが、抗菌ステンレスを用いる事のメリットは!
何度掃除しても表面が削れてなくなる事はなく、変色もしないという事です。
樹脂や塗料は耐湿熱劣化、や紫外線劣化など有機物である以上様々な化学反応で劣化します。
その点、抗菌ステンレス鋼は非常に強度があり耐久性の高い素材です。
外観ですが
こんな風に、デザイン性も高い商品です。
曲げ加工も溶接も出来ます。
お掃除は市販のアルコールでさっとひと拭きです。
抗菌、抗ウィルス素材はたくさん溢れていますが、必ず清掃は必要です。
せっかく抗菌、抗ウィルスの表面であっても、指紋や手油でべたべたとしていたり、チリ埃が降り積もっていると、その上に、菌やウィルスはやってきます。
ご注意ください。
ちなみに、お手持ちのテーブルの天板にこの抗菌ステンレスを貼り付けると、手軽に【抗菌テーブル】が出来上がります。
⇒ 手順はこんな感じです。
簡単なので試してみてください。
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