小泉環境大臣が、率先して2週間の育休を取るということが話題になった。
ご本人は・・・
「みなさんにも協力してもらいながら、臨機応変に取り方を
考えて、私なりの育休を実践していきます」
「制度だけではなく空気も変えていかなければ、
育休取得は広がっていかないでしょう」
(こんなで大臣が務まるのか?)
私の個人的な意見は・・・
「日本の国務大臣を舐めてんのか!」
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しかし、世の中の反応は違うようで、
特に妊婦や子育てをしている女性は多くの人が支持したようだ。
◆小泉進次郎環境大臣が2週間分の育児時間を確保する意向を固めましたが、
あなたは賛成ですか?反対ですか? / 回答数:340(ベビカム会員にアンケート)
賛成83.8%
反対16.2%
私の周りの女性達も小泉氏の発言に好意的な人が多い。
しかし、それは日本が平和ボケしている証拠だともいえる。
(こちらはめざましテレビのアンケート結果、ほぼ同じような数字)
また、「大臣」という仕事がどれほど重大なポストか認識不足ではないかと思う。
大臣というポストは、毎日が重要な日々が続くポストで、いつ何が起こるかわからない
いわば、戦場で戦っている指揮官と変わらない。
戦場の指揮官が、戦闘中に・・・
「2週間の休暇を取るから、副官あとは、よろしく」
といったら、どうだろうか?
「それは、極端すぎる」
と思った人・・・
では、プロ野球のシーズン中に監督が・・・
「2週間の育休取るから、あとよろしく」
と言ったらどうでうすか?
それでも、理解を示しますか?
もし最初から、2週間の休みが必要である場合なら
その重責のある仕事を引き受けないという選択もあるはずだ。
選択と言うより、責任と言った方がよい。
もし、育休を取りたいのなら、大臣を辞めるべきである。
日本国民と育休と、どちらが大事かを考えれば、そんなことは一目瞭然だ。
「制度だけではなく空気も変えていかなければ、
育休取得は広がっていかないでしょう」
と彼は指揮官率先風にいっているが、それは指揮官としては失格である。
真剣に育休を広げていくつもりなら、まず自分の部下からやらせるべきだろう。
この時点で、彼が自己中心的なことがわかる。
「公務に支障をきたさないのが条件」
などと言っているが、そんなことは不可能だ。
誰かが彼の仕事を肩代わりするのだから、その時点で支障をきたしている。
それが、1日や2日ならまだしも、2週間もとなると必ず支障がでるだろう。
その2週間の間に何も起こらないと思考してしまうのが、
平和ボケの証拠だともいえる。
思いだしもらいたいのは、昨年の千葉県での豪雨災害のことだ。
あの時、森田知事が自宅を見に行ったというだけで、大バッシングを受けた。
2週間どころか、わずか2時間くらいのことだ。
副知事がいるのだから、問題ないのでは?と言いたいが
それは許されなかった。
翻って、小泉大臣の場合は、
「副大臣もいるのだから問題ない」
と言っている。
このダブルスタンダードはどのように説明がつくのか?
要するに、このように、有権者が無責任だから、こんな無責任な大臣が
誕生するのではないだろうか?
大臣や議員が「公」より、「家庭」などのパーソナルなことを
優先させるようになればどうなるか?
仮に、社会がそれを許容するのであれば、森田知事のようなことが起きても
批判してはおかしいことになる。
日本が潰れかかっている原因は、
「公」で働く人の優先順位が「私が一番、公は2番」になっているからだろう。
皆さんは、どのようにお考えですか?
最後までお読み下さりありがとうございました。
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