コロナの影響が下火になり、日常を取り戻しつつある今日この頃だが、
中小零細企業は厳しい状態が続いている。
先月、若い銀行の営業マンが
「街の人の往来が4月より増えてきてますから、経済は大分戻ってきましたよ。
などと脳天気なことをいっていたので
「4月から7月までの自粛期間分の利益を、ここ一ヶ月くらいで回復したということか?」
と聞いた所、「それは無理だと思います」だって・・・
(今年5月2日 姫路西二階町 午前11時頃)
コロナ倒産500件超す…9月に加速、全都道府県に(9月22日 サンケイBIZ
脳天気な人達がこの国の上層部にいる。
銀行マンも全く緊張感がない。
街行く人が日常になれば、元通りだと思っているのだろう。
しかし、飲食点をはじめ中小零細企業のここ3,4ヶ月間は貯金を切り崩して乗り切った経営者が多い。それで、なんとか維持していたが、それを過ぎれば持ちこたえられない会社も多いだろう。コロナが去ったら経営も正常化すると思っている人も多いようだが、こういうことは、必ずタイムラグが発生する。
女性の自殺急増、前年より4割増加 同様の韓国に異例の連絡も(9月21日 サンケイBIZ)
また、コロナでの経済が疲弊して、自殺者が増加する恐れがあると5月頃に言っていたら
「例年より減っているじゃないか!」と突っこまれた。
これにも、タイムラグがある。消費増税すると自殺者が増えたという事実があるので、同じように考えるべきだ、また安倍政権で女性を働き手として活用することを推進した弊害が、この女性自殺者の増加ではないだろうか。
いずれにしても、経済的な問題で自殺者が増えたと考えるのが自然だろう。
これら、全て「武漢ウィルス」が原因で起こったことだ。
その「武漢ウィルス」はどうやって日本にやってきたのか・・・
それは、チャイナからの渡航によってやってきた。
そして、政府が休業補償をしないので殆ど放置したので、倒産件数が増え自殺者が増えている。
それらを忘れたのか!と言いたくなることを、日本政府は始めようとしている。
全世界からの入国再開へ 政府 観光以外、来月初めにも(9月24日 サンケイBIZ)
「観光は除外されているじゃないか」
といわれるかもしれないが、日本の大学がまだリモートで授業しているのに、
留学生が入国できるというのも何かおかしくないだろうか?
(今年2月 日本でマスクを爆買いする外国人観光客)
そして、そのうち、なし崩し的に観光客(インバウンド)の受入をはじめるつもりだろう。
政府のこの度の発表は「インバウンド」再開の合図だと言える。
菅内閣の正体が早くも露呈したように思える。
彼も、安倍政権同様、新自由的な経済政策を行うだろう。
そして、中小零細企業が倒産しようが、自殺者が増加しようが、あまり気にしないのだろう。
有権者の皆さん!
もうすぐあるであろう、次の選挙でよく考えて投票して下さい。
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