すがわらの工房日記

東北は岩手県一関市の呉服屋。こつこつと友禅染めをしています。

黒紋付の羽織 額裏を描いてます

2019-02-20 15:41:20 | 友禅
皆さんこんにちは!

こちら岩手県一ノ関市の京呉服すがわらでございます。

東北にある小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー!



何だかここ数日暖かいです。

外では雨なんか降っています、春めいてきてる!

今年も春が来るようです、嬉しい!


さてさて
ちょっと更新が空いてしまいましたが

変わらず元気に制作していますよ

この間までやってた訪問着ですが


糊をいっぱい使ったので
模様の合わせ目を確かめてもよく分かんないです

蒸して洗って出来上がりです

いろんな事を試したので果たして仕上がりはどうなることか


そして今日は
羽織の額裏を描いてます。

五爪の龍ですよ!

糸目糊を引かずに直に描きます。

男物の黒紋付をお誂え頂きまして、額裏を描かせて頂ける事になったのです!うホホイ!


私、龍はまだ見たこと無いんですが、ご依頼とあらば描くのです!

想像で描くのです!

ガオー!!

楽しかったガオ。


これも蒸して、洗ったら出来上がりです。
仕上げに稲妻でも入れようかな

仕立て上がりが楽しみです


京呉服すがわらは東北の小さな呉服屋ですが、

着物が好きな方、楽しくお召しになりたい方のお手伝いを一生懸命しています。

気になった方はどうぞお気軽にお問合せ下さいねー。


京呉服すがわら ホームページ

http://kimono-sugawara.jp/





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2 コメント

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Unknown (中根)
2019-04-18 10:50:47
初めてコメントさせていただきます。
私は水墨画をやっていて、手持ちの訪問着に墨で絵を描いてみたいと思っているのですが、着物に描いた事がないので、注意点や準備するもの、描いた後どのように処置するのか知りたいと思っています。もしお仕事に差し支えなければで結構ですので、よろしくお願い申し上げます。
Unknown (菅原)
2019-04-23 22:14:05
中根様
コメントありがとうございます
ご質問についてですが
着物に描くというのは思ったより手間がかかります。
つまり「染め」という技術で描かないといけないわけで、洗って流れないようにしないといけないです。
墨を定着させるには膠やカゼインがありますが固く風合いが悪くなるし、樹脂だとせっかくの墨の色が台無しだし、明礬が一番良いのでしょうが難しいしで、うーん、
そうですね、染料を扱う材料屋さんに聞くのが一番早いし、材料も揃うし良いかもしれません。
お役に立てず申し訳ありません。

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