さてさて、「丼」と言いつつ都合上スキレットになってるのだが。
看板に偽り有り!w
結論を言うと、これはやはり丼に盛るべきだった。;


肉盛りマグマ丼


<肉盛りマグマ丼> ※詳細は「モンハン飯レシピブック」参照

羊肉(マトン)スライス
もやし
玉ねぎスライス
サラダ油
ご飯
プロシュート
【飾り】糸唐辛子

~ソース~
醤油

レモン汁
ハチミツ
豆板醤

りんご
玉ねぎ
にんにく
生姜
胡椒


GW中に久々に「モンハン飯」レシピでも作るか~と、
食材探しをしていた一品。

レシピは「マトン」だが、自分の住む地域では生マトンは無い模様。
(代わりに味付き、もとい「松尾ジンギスカン400g」を購入&試食。
美味でした♪)

仔羊(ラム)なら売っていなくもないので、ラムで代用。
今回はオーストラリア産ラム厚切りジンギスカン用(かた)400g。
切り落としなら200gもあったのだが・・・見た目重視で。
国産は珍しい&高価らしく、売っている店は無さそう。

生後1年未満の羊故、マトンより肉質が柔らかく癖も少ない。
マトンの方がよりワイルド感があってハンター気分を味わえるかもしれない。


レシピ自体は肉と野菜を焼いて丼に盛りソースをかける、という簡単なもの。
・・・だったのだが、色々と失敗した感。;

レシピ本だと黒い石の丼ぶり&トッピングに火が付いているのだが・・・
どうやって火を付けているのだろう?
火付けも試みたが、ソースのアルコールは飛ばすので鎮火したのだが。;


~失敗その1・肉とご飯の分量~
「マグマ丼」というからには黒い石の器がイメージ的に良い、のだが。
そんな丼ぶりは持ってなかったので代わりにスキレットで。
スキレットにした都合上、ご飯は半分の150gでの盛り付け。

そもそも、羊肉200g+プロシュート50gボリューム飯。
(プロシュートは20gパック販売の都合上、今回は40gだが十分かと)
レシピ本通りのご飯300gだと多い・・・と思っていたのだが。

これでもか!と掛けるソースの量は肉の量に比例。
林檎と玉ねぎのすりおろしたっぷりの「食べる」ソースなのもあり。
山盛り肉にソースが掛かって無い部分が出てきたら追いソース。
汁は肉野菜下のご飯へ吸い込まれるのだが。
ご飯150gでは汁を受け止めきれず追いご飯。最終的に300g。
レシピ本は正しかったのだ!
丼ぶりに最初から300gのご飯を盛っておくべし。


~失敗その2・ソースの塩分~
これでもか!とソースをかけたのだが、かなり余ったソース。
・・・いや待て、そもそも塩分量的にどうなのだろう?
と思い至ったのは完食後←

結論は、レシピ本の分量は使い切る量ではなく、作りやすい量かと。
(出来上がり300g程度な時点で察しろ)

醤油の成分表示を見ると、15mlで塩分2.6g。
レシピの分量は80ml。つまり2.6/0.15*0.8=13.9g。
塩分量やばいぃ!?

肉が200g余るので、ソースも倍量作ったが不要だった感。
ほぼ丸々余ったので瓶に保存。羊肉以外にも使えるだろう、うん。
余った肉は100gずつ同量のソースと一緒にジップロックで冷凍保存。
見た目は先日購入した松尾ジンギスカンと近い感じ。
やはり400gの半分以上はソースだったのだろう。


~失敗その3・ソースの加熱時間~
ソースは最初にすりおろし具材以外を加熱。
酒のアルコールを飛ばすのだが。
要は「煮切り」である。

・・・そもそも、どれくらいの時間加熱すれば良いのだ?
アルコールが78度以上で揮発するのは知っているのだが。

ググったら、1/2カップ程度の場合、
強火にかけてふつふつとしてきたら弱火にして30~40秒ほど加熱。

揮発するアルコールに火を付ける方法もあり、
その場合は沸騰したら鍋を傾けガス火に近付けて点火。
いったん炎が入ったらすぐに火を止める。

大匙1程度の場合は電子レンジで500w20秒程の加熱。

アルコールの香りを飛ばすことで旨味が強くなり、味が良くなるらしい。
少量の酢の物なら電子レンジで煮切る一手間を掛けると良さげ。

尚、加熱時間への疑問が沸いたのは加熱を始めた後。
当然ググっている暇もなく、余分に加熱する結果に。
加熱時間が長かった分、醤油等の風味まで飛んだのでは・・・?;


だがしかし、荒熱を取った後、すりおろした具材を入れて再加熱する工程が。
・・・ここでも加熱時間への疑問が。

多分、玉ねぎの甘さを引き出す為の加熱なのではないかと。

玉ねぎは加熱すると辛み成分である『硫化アリル』が蒸発。
甘味成分のみが残るの
だが。
正確には、硫化アリルには「硫化プロピル」と「アリイン」の2種類があり、
玉ねぎに含まれるのは「硫化プロピル」らしい


レシピをググると玉ねぎ1個(160g)で600wで6分。
自分の経験でいうなら、
スライスなら500wで4分加熱+余熱が冷めるまで放置。
丸ごとなら500wで5~6分。(窓に水滴が付くのが目安)

加熱時間への疑問が沸いたのは加熱開始後だったので、経験に乗っ取って加熱。
煮切りと違って沸騰させる必要は無いハズ。
4分程沸騰し過ぎないように混ぜながら弱火で加熱。
その後は放置して余熱任せ。
火を切った直後は甘味が足りない感があったものの。
冷めると味も馴染んで良い感じに。


~失敗その4・ソースの材料~
レシピ通りに生姜・大蒜を入れたものの。
余ったすりおろし大蒜を試食したらかなりキツめ。
ソースも大蒜主張が強めになってしまった感。

林檎の甘味もバラ付きがあるので、分量はあくまで目安。

素材の味は確認してから配合すべきですな・・・。
まぁ目指すべき味が分かってない内は、調整しようがないのだが。;


~失敗その5・1人前の分量~
うん、ぶっちゃけ、レシピを見た時点で分かってはいたのだ。
自分には半量が適量だと。

しかし、いざ食べ始めるとね?
肉×ソースは勿論、汁しみご飯は無限に食べられる気がする上、
飲み物感覚で食べられるからね!

気付けば完食していた結果、消化不良を起こしたという←
・・・次回からは、半量にしよう。

(序でにプロシュートは無理に要らない感。
一番の理由は「お高い」からなのだが←)

ソースの量は肉に比例するので、塩分量にも半量にして、
野菜たっぷりの副菜を付けるのが健康的に宜しいかと。

1日の食塩摂取目標量はWHO基準で5g/日。
日本の食事摂取基準なら、男性8.0g/未満、女性7.0g/未満。
インスタント麺1食で軽く吹っ飛ぶ量である。


とりあえず、塩分排出用に豆乳を飲んでおく。
塩分過剰摂取時は「カリウム」と「食物繊維」摂取に限る!

ググると、バナナ、アボカド、豚もも肉、鶏むね肉、ほうれん草、
納豆、ひじきもカリウムが多い
らしい。

だがしかし、納豆はタレの塩分があるし、丼だと糖質・脂質も過剰摂取気味。
低糖質・低脂質な豆乳(又は豆腐)が自分のお気に入りである。
尚、豆腐は絹ごしより木綿派である。栄養と歯応え的に!



・・・とまぁ、失敗に付いてはこんなところかな?
失敗とは別に、ソース作りはフードプロセッサーが欲しい。
主に玉ねぎ様に。

玉ねぎのすりおろし作業は苦行以外の何物でもないデス。
手間と涙と鼻水という苦行がね!
うっかり手をすりおろす危険もあったからね・・・。
層になってるからおろしづらいんだよなぁ・・・。

林檎はあっという間にすりおろし終わり癒しを感じた程w
今回は「ジョナゴールド」。

店で一番糖分が高かったものをチョイス。
ふじもあったけど、すりおろすなら歯応えは要らんだろうって事で。

キメが細かく柔らかい肉質なので、ふじよりすりおろしやすいかも?
余った分は齧るより、すり下ろした方がより甘くて美味だった。
ソース作り、林檎の品種に拘ってみると面白いかも。
(玉ねぎはそもそも品種がほぼ選べないからなぁ・・・)


あとは、もやしの下処理がかなり手間。
20分くらいは掛かったんじゃなかろうか?

レシピ本には書かれてないけど、ひげ根と芽を取ると食感UP。
要は折ると「ポキッ!」という部分だけ使用。
しんなりしてる部分も除去。

200gのもやしで、処理済み120gに。
処理済みのもやしは真っ白でめっちゃ綺麗。

ひげ根と芽はスープにでもするのが宜しいかと。
食感の為に取るけど、栄養はある部分なのだ!


↓処理済み(下)とひげ根&芽(上)の図
DSC_0011


そんなこんなで、今回もかなり時間が掛かったモンハン飯。
単純そうなレシピでも作ってみると分かるアレコレ。

頭の良い人なら作らずとも分かる事も多いのだろうが。
自分の頭は「出来る失敗は全てする」残念レベルなのである。

まぁ自分が食べる分には問題無いネ。
食べられないレベルの失敗は大体経験済みだ!



今回、一応プロシュートは20g×3パック用意しておいたからなぁ。
1パック余った・・・他にも確か使うレシピがあったハズ。

賞味期限はまだ余裕があるけど、盆まではないので。
また気が向いた時に作るかな?

ではではっ!



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