ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

安倍内閣の支持利率を上げる野党

2020-02-19 07:58:13 | 徒然の記

 毎日、コロナウイルスの報道で、国民の間に不安が広がっています。10代の中学生の患者まで出ました。発生源は、武漢から来た観光客に接触した男性が、屋形船の宴席に出席し、ここで病院の女性看護師に移し、彼女から医師へ、医師からその細君と息子へ感染したと言うのですから、感染の広がりに驚かされます。

 しかも全国のあちこちで、新たな患者が見つかり、一向に衰える気配がありません。手洗いを励行し、人混みを避けてくださいと政府に注意されても、一体どこまで感染源が特定され、保菌者への対処が適切になされているのか。検査そのものは、正しく行われているのか。一次、二次の検査で陰性とされても、しばらくすると陽性だったと言う、報道があります。関わっている医師や、看護師の感染も出ていますから、検査体制が大丈夫なのかと、これも不安になります。

 本当に私たちが、手洗いや、人混みを避けるだけで、感染は防げるのか。心許ない限りです。国内ではいろいろなイベントが、中止され始めました。オリンピックの合宿のため、日本を訪れる予定の外国選手団のキャンセルも、入りました。

 それなのに、昨夜のテレビでの国会報道では、バカ議員の辻元氏が、相変わらず花見の領収書のことで、総理を居丈高に追及していました。領収書に、宛名が書かれているか、いないかにつき、総理の答弁が食い違っていると、勝ち誇った顔で迫っています。「総理は、嘘ばかりついています。」「総理の嘘は・・」これまたバカ議員の安住氏が、自分のやったマスコミ採点の愚行を棚に上げ、安倍氏の批判をしていました。

 「こう言う人って、コロナウイルスのこと、なんて考えているの。」

 「こんなことより、病気の対策をどうして優先しないの。」

 「こんな国会は、おかしいって、どうしても誰も言わないの。」

 一緒にテレビを見ていた家内が、珍しく腹を立て、私に向かい、まるで安倍氏を追及する辻元氏みたいに、攻め口調で質問してきました。

 「質問されても、わからないよ。」「こっちの方が聞きたいくらいだ。」「政治家が、国民のことなんか考えていないって、」「これで分かっただろ。」

 「安倍さんも安倍さんだけど、立憲民主党って、バカねえ。」「花見の話なんて、コロナウイルスが収まった後で、まとめてやればいいじゃないの。」

 これまで妻は、野党を批判する私を、偏見が強すぎると宥めていたのに、昨夜は率先して野党に不信感をぶつけていました。私は、怒りを新たにするとともに、普段は大人しい家内を、ここまで言わせた野党に対し、新しい発見をいたしました。

 「これでは、野党に投票する人間がいなくなる。」「大切なことを後回しにし、国民を軽視する野党に、政権が渡せると思う国民がいるだろうか。」

 「野党は毎日、自らの政権担当能力の無さを白状し、」「安倍自民党内閣の支持率を、上げる協力をしている。」

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8 コメント

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野党こそが安倍自民の「立役者」 (成田あいる)
2020-02-19 19:24:56
感染者は日に日に増え続け、今回の肺炎やクルーズ船に対する対応には、国内外から非難が高まっています。
ヤフコメでも「全面入国禁止にしないからだ」と言う声が強く、ネットでも「東京五輪中止」と駆け巡るほどです。
今回の肺炎の前から、原口一博元総務大臣が「中国は民主主義国家」と発言したり、観光庁も中国への修学旅行を推進していました。
政治・行政とも「親中」の姿勢で、習近平主席を「迎える気満々」だったことは言えるでしょう。

中国からの入国の対応を見て、やはりこれらの国々は「『国防』が確立している」「国家としての『アイデンティティ』が確立している」と感じました。
ブログでも紹介されていましたが、厳しくしているところは皆、軍隊を持って国防している国家です。
「重装備」するだけでなく、「水際対策」することなども立派な「国防」だと思います。
日本は長い間「ぬるま湯」に浸かっているうちに「平和ぼけ」してしまったと思います。

その一方で辻元氏は前回の懺悔・禊も十分でなく、かつ現在の「説明責任」も果たしていないのに、一連の件で「大活躍」しています。
まるで「予算委員会」の「ヒロイン」「MVP」になりそうな勢いです。
そんな中検事さながらの辻元・蓮舫各氏がテレビに映る度に、辟易している人も少なくないようです。
ねこ庭様の奥様も違和感を感じられたようですが、これが普通の方の反応だと思います。

そして安倍総理・自民党を支持されている方たちにも、「もどかしさ」「歯がゆさ」を感じている方たちも増えてきたと思います。
が、立憲民主をはじめとする野党の一連の振る舞いこそが、安倍自民への「援護射撃」になっていることも確かです。
連日の野党を見ていると、立憲・国民の「復縁」が「破断」になったのもむべなるかなと思います。

肺炎の今後の広がりが懸念されますが、健康管理にはお気を付けください。
国としても、初めての対応 (onecat01)
2020-02-19 22:28:57
成田あいるさん。

 政府の不手際は、クルーズ船のことだけではありません。自殺した内閣府の政府官僚の話を、私は昨日初めて知りました。

 ネットで確かめて下されば分かりますが、政府も国民も初めての経験です。政府の不手際を責めるのは簡単ですが、今は心を一つにして協力するときと思います。

 自殺した政府職員については、武漢から帰国した乗客を非難する意見もありますが、要するに初めての事案で、対応がバラバラになっているところに原因があります。

 何かあれば、倒閣に結びつける野党がいれば、政府の情報が小出しになり、責任逃れの対応が先行します。国難と言う意識で、議員諸氏はことに当たらなくて、国民の信頼は生まれません。

 安倍総理は、国外逃亡する人では無いのですから、野党も花見の追及はひとまずおき、隠れた保菌者の追跡とおざなりになっている検査体制の強化に、全力で協力すべきです。

 ともかくも私たちは、お互いに、可能な限りの自衛を致しましょう。
Unknown (あやか)
2020-02-20 18:02:31
猫庭様も、おっしゃるように、
野党の馬鹿げた国会活動には失笑を禁じ得ません。
ああいう、ていたらくでは、野党には絶対、政権を渡したくないと、思いますね。
結果的には、安倍さんたちは、ほくそ笑んでいることでしょう。

猫庭様や、コメント者のかたの御意見や憂慮には共鳴いたします。

●ロシアでは、今後、支那人の入国を禁止したそうです。
なぜ、日本では、そういう毅然とした政策がとれないのか、歯がゆい思いです。

●私は、少なくとも、習近平の国賓招請は、中止すべきだと思います。
習近平の国賓来日は、絶対に許せないです。!
日本国民の大部分は、そう思ってるはずです。

●このたびの、政府の新型肺炎に対する対策は、最初の段階から、落ち度だらけですが、
ただし、例のクル-ズ船への対応のしかたは、やむを得ないと思います。
諸外国からクル-ズ船問題について非難する声が高まっているようですが、
私は、クル-ズ船のことで、外国から、ごちゃごちゃ言われる筋合いはないと思いますね。

もし、クル-ズ船乗組員や乗客を早々と帰宅させてたら、やはり、
『ウイルス感染者を野放しにするのか』と、諸外国から非難されたでしょう。
こういう問題は、どんなやりかたをしても、批判されます。

しかし、諸外国からの批判にたいしてさえも、毅然とした反論が出来ない政府を
情けなく思います。
毅然とした対応 (onecat01)
2020-02-20 19:52:40
 あやかさん。

 毅然とした対応のできない政府。つまり、自民党の政治家。何故こんな状態が続くのか。

 私は自民党の政治家だけを責めません。アメリカ頼りの安逸さになれ、政治家も国民も、国の独立を本気で考えなくなって74年になります。

 国を守る軍隊のない政府に、毅然とした態度を求めても、国際社会では通用しません。まして戦後の日本では、反日・左翼の平和主義者たちが天下を取り、再軍備は戦争への道と叫び、国民の多くが賛成しています。

 だからこそ反日の朝日新聞が今も読まれ、反日のNHKが公共放送として位置付けられたままです。

 国民が、朝日新聞の購読をやめ、倒産させ、NHKの反日報道に激しい抗議をしたら、政治家たちもやっと「民意」の強さに目覚めます。

 あやかさん、私はやはり、国民の意思表明がまだ足りないのだと思います。戦後は、信念のない政治家ばかりとなり、民意を見ながらしか動けない議員の集団です。その代わり、国民の強い支持が目に見えれば、積極的に動くはずです。

 根本には、やはり「憲法改正」と「皇室護持」の問題があります。自民党の議員たちが、国是ともいえる、この二つを貫けるように、私たちが声を上げ続け、目に見える形で支援するしか方法がないと思います。それが、選挙の一票です。

 議員も私たちも同じことで、毅然とした対応をするためには、毅然とした「愛国心」と「誇り」が不可欠です。愛国心や誇りを強調すると、「右翼」や「軍国主義者」と決め付ける風潮を、マスコミが作り、国民の多くがまだ信じています。

 中国からの帰国者や、中国人観光客の人権に気を使い、毅然とした対応のできない政府は、私たちが作ったのだとも言えます。何百人かの帰国者と観光客と、一億二千万人の国民の安全と、どちらが優先するのか。政府には、判断する勇気のある人間がいません。

 そうは言いながら、厚労省の加藤大臣の、曖昧さ、優柔不断さは、当人にも問題がありますが、安倍総理の責任が大です。

 コロナウイルスは、単なる「病気対策」ではありません。厚労省に任せているのが判断ミスで、これはすでに「国家安全保障」の問題です。だからこそ、各国は、毅然とした処置をしています。発生源の中国でさえ、軍隊を出動させ、強権発動で住民の隔離をしています。

 安倍総理は、なぜ「国の危機管理」として捉えられないのか。いわばこれもまたも私たち国民の声が、届いていない証拠だと、そんな気がしています。

 総理を強く批判すると同時に、私は自分の声の小ささも、反省しています。自分の子や孫、あるいは兄弟、親類縁者、大切な知人、友人のためでもあります。長いコメントになりましたが、お互いに頑張りましょう。

 コメントに、感謝いたします。
敵失に助けられた安倍政権 (HAKASE(jnkt32))
2020-02-20 22:13:32
今晩は。政局目当ての攻撃的質疑に終始する特定野党
に対する奥様の持たれた印象は、常識に立つ健全なもの
と心得ます。真の日本及び日本人の心音をきちんと投影
されているのでは?とも感じる所です。

特定野党はダメですね。立憲民主党にしても、枝野執行
部の構成連中の国会質疑はお粗末を超えるレベル。これ
で政権交代を目指すとは笑止千万です。もういい加減に
「自勢力のしている事は、政権与党を勢いづける敵失」
という事に、そろそろ気がついても良いと思いますが、
左派容共脳には そうした理解は無理なのでしょうか。

それを踏まえても、安倍政権の長期化からの緩みは
如何もし難い様ですね。仰る様に、今回の中国大陸発
・新型肺炎対策にも毅然とした姿勢が見られない。

横浜港に入った大型客船内感染にしましても、欧米の
事例なども採り入れた 患者感染者を徒に増やさない
初動は取れた様にも感じられるのですが、それにして
も野党勢力にはこうした問題への対処能力すらないと
見て良いと思います。「敵失は続くよ どこまでも♪」という事でしょう。
敵失が続く間に、日本崩壊 (onecat01)
2020-02-20 22:58:21
 HAKASEさん。

 敵失ばかりする野党と、これに助けられ、ずるずると政権を担当する自民党。

 これが続きますと、日本は崩壊します。現時点で、私は80%、安倍氏に失望しています。

 しかし後に続くと言われる、石破氏、岸田氏、あるいは菅氏など、総理の資格があるのでしょうか。若手と言えば、マスコミは小泉進次郎氏ですが、私には????です。

 コロナウイルスで露呈した、国の指導者が見えないという、日本の国難です。

 こういう時こそ、「温故知新」の読書ではないかと、そんな気がしております。困難を乗り切った先人の知恵を、尋ねてみます。
任命責任のもろさ (憂国の士)
2020-02-21 15:06:20
ねこ庭さん、
やはり二世議員は我々のような市民感覚はないのだろうか?国会のやりとりを見ていると野党の追及に対する各大臣のひ弱さが目につく。

責められる安倍総理の苦境に歯ぎしりする様子もなく、泰然と平然と素知らぬ振り、個々の素質を考慮して任命したはずの総理だから責任は総理自身にあるのだが、それにしても不甲斐ない。

今回のコロナウイルスに対する中国への弱腰に批判が噴出している、習主席の国賓待遇にも相当数の国民が拒否反応を示している、もしこのまま強行すれば野党に政権が行くことはないが総理交代劇が現実のものになりそうである。

今までの実績が胡散霧散しそうな雰囲気は、総理自身の功績を考えても残念でならない、中国へのおもねりが何処から来るのか安倍シンパの解説を待ちたい。

伝統的に策士策略国家の国である、よもや術中に落ちたとは思い たくもないが、人間防御策も国土防衛とともに必須である。

総理側近に硬派はいないのか、何でもありの共産国家に太刀打ちできるはずもない、死ぬ気でやってみんか! 人生は一度きり。

自民党の政治家への苦言は、ただ一つ (onecat01)
2020-02-21 15:48:38
憂国の士殿。

 お久しぶりです。国会での大臣諸氏の不甲斐なさは、反論すれば、マスコミが叩くし、国民が同調するので、自分に関係なければ、知らぬ顔、責任回避のへっぴり腰ばかりですね。

 こうなりますと、もう、自民党の政治家に送る苦言は、ただ一つです。

 「死ぬ気でやってみんか! 人生は一度きり。」
 政治家というのなら、総理以下、貴方の言葉を受け止めるべしと、私は思います。

 真摯なコメントに、感謝します。

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