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「ママも子どももセラピストもみんなHappy」の大桑るいです。

 

今日は2歳10ヶ月の次男が来年1月に開催される全国漢字かるた大会に参加するために

 

今日からやることを自己決定したことについてお話します。

 

2歳10ヶ月、天才ではありません

 

2歳の次男は今年度は認証保育園に通っています。

 

認証保育園とは、東京都に認めてもらって設置されている保育園です。

 

認可保育園よりは設置基準が緩やかで無認可保育園とは違い、

 

ある程度の基準を満たす必要があるところです。

 

次男のところはA型といって0歳~5歳児までが在籍しているので

 

職員のうちの半分は保育士でないといけません。

 

保育室の広さも基準があるかと思います。

 

そんな保育園。決して勉強をする園ではなくて、

 

園庭がないに等しいので午前中は晴れていたら公園に散歩へ毎日いきます。

 

その後はお昼ご飯を食べてお昼寝。

 

お昼寝のあとは、おやつを食べて帰りの会をしておしまいです。

 

一切の勉強はなく、ず~~~っと遊んで過ごします。

 

ただ、次男の場合、来年度からは幼稚園に移動します。

 

来年度入園する幼稚園はお勉強系の幼稚園で、現在はキンダークラスに在籍。

 

保育園を早退して毎週1回1時間は幼稚園に通って年少になった時に困らないように

 

最低限のお勉強をしています。

 

そんな遊びづくしの早生まれの次男がなぜ、かるた大会に挑戦するか。

 

そんなお話をします。

 

漢字の俳句かるたとは?

 

次男が通う予定の幼稚園ですが、現在は長男が通っている場所です。

 

その幼稚園は漢字教育に力を入れており、

 

「漢字は平仮名より優しい」

 

をモットーに全ての表記が漢字になっています。

 

結果、かるた遊びをするにも漢字です。

 

幼稚園では年少で諺かるたを、年中で俳句を、年長で百人一首を学びます。

 

キンダークラスでは年少と同じく諺かるたを実施しています。

 

幼稚園でのかるたへの情熱は高く、毎年園内でのかるた大会を全園児で実施。

 

そのほかにも幼稚園の勉強系の課外教室でも課外教室在籍者全員でのかるた大会を実施。

 

更には全国漢字かるた大会にも多数の園児が自主参加します。

 

長男は昨年、課外教室のかるた大会では諺かるたを実施した結果、2位に。

 

全国かるた大会では諺部門は残念ながら準決勝敗退しましたが、

 

俳句部門では1位になり、念願だった大きなトロフィーをもらって帰ってきました。

 

 

そして今年も全国かるた大会へエントリーをする時期が11月にありました。

 

長男は主人との約束で、出場する俳句か百人一首で決勝まで進めば

 

スパリゾートハワイアンズに初めて連れて行ってもらう予定です。

 

それを見ていた次男、自分もかるた大会に出たい!という意欲だけでエントリー。

 

ただ、正直、一切かるたを覚えていない次男のため、兄と同じ俳句に

 

出場することになりました。

 

 

かるたの練習・・・どうしよう?

 

兄は俳句は去年、50枚全てを覚えました。

 

今年は百人一首に挑戦するので車でかけ流しをしたり、ひたすら札を見せて

 

読み聞かせをすることで30枚くらいは覚えることができて、残り20枚も

 

なんとなくわかる状態になりました。

 

一方、次男は保育園の往復で毎日、俳句のかるたを聞かせていますが、

 

一切口ずさむことなく、覚えた札は未だ0枚。

 

このままでは1月25日のかるた大会に出場しても1枚も取れずに終わります。

 

しかも、次男の場合は年少未満の枠になるために、予選がない可能性があります。

 

予選なしでいきなり準決勝となり、年少と一緒に勝負をしないといけません。

 

体格も小さくて、マイペースな次男はハードルが決して低くはありません。

 

そこで、今日、改めて次男とかるた大会に向けてどうするかを話し合いました。

 

かるた大会に向けて練習をどうする?

 

最初に私から事実を伝えました。

 

・かるた大会にエントリーをしています。出ますか?

 

⇒ はい。出ます。

 

・かるたを覚えましたか?

 

⇒ いいえ。

 

・1枚でも言えますか?

 

⇒ いいえ。

 

 

簡単に上記を確認した上で、どう思っているかも改めて聞きました。

 

・かるた大会、どうしますか?

 

⇒ 出る!

 

・今のままだと1枚も取れないかもしれないけどいいですか?

 

⇒ いやだ!

 

 

そこで、では、かるた大会で何枚か取るためにどうするかを相談しました。

 

・かるた大会で札を取るために、何をしますか?

 

⇒ 覚える

 

・毎日何枚、覚えますか?

 

⇒ 2枚

 

・どうやって覚えますか?

 

⇒ 札を取る練習をしながら覚える

 

 

ということで、行動をアシストした結果、自分で導き出しました!

 

「毎日2枚、札を取る練習をしながら覚える」

次男は長男が私とカルタ取りをしているのを見ています。

 

本当は一緒にやりたいのですが、覚えていないためにできないのも解っています。

 

自分でコミットした課題をクリアしてもらえたらなと思っています。

 

 

ちなみに・・・どうして自分で課題をコミットできたのか

 

実は次男と話し合いをするときに使用したのが方眼ノートなんです。

 

方眼ノートに沿って、ナビゲートしていくことによって、自分で行動を導き出しました。

 

たった2歳10ヶ月。頭の中は普段はアンパンマンが大多数を占めている子供です。

 

平仮名も数字も漢字も一切読めません。

 

正直に言うと、片付けだって兄がしてくれると思っているからしません。

 

まだ、オムツだってしています。

 

そんな次男でも、方眼ノートがあれば自分で行動を導き出すことが

 

たったの2分くらいで出来ました。

 

2歳だから長く話していると飽きちゃうので、端的に終わらせたので2分でした。

 

5歳の長男との話し合いでも5分くらいノートに書くだけで行動が導き出せます。

 

 

 

 

 

 


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