今日もご訪問ありがとうございます。
大桑るいです。
今日は3月11日。東日本大震災があった日です。
5歳と3歳のこどもたちが知らない震災。
きっと、興味は無いだろうと思っていました。
それが・・・
幼稚園からの帰りの車の中
はっくん「今日、地震あったんだよね。訓練したよ」
私「えっ?今日は地震無かったでしょ」
はっくん「違うよ、前に地震あったんでしょ」
私「あっ、その話だったんだね。そうだよ。あったよ」
「ここも結構揺れたんだよ」
はっくん「だから道路がガタガタなの?」
私「う~ん、ちょっと違う気がするけど、地震の話、聞いたの?」
はっくん「今日、お話があったの」
・・・・・
幼稚園に通うはっくんから、地震の話を聞くとは思いませんでした。
ニュースは一緒に見ているけれど、
最近は新型コロナウイルスの話ばかりですし、
朝はニュースを見ていないから知らないと思っていました。
でも、幼稚園で避難訓練の時に聞いたんだと思います。
毎月やっている普段の避難訓練では、
地震・火事・水害の訓練をしているけれど、
その訓練が実際の地震などで実施された話は聞いていませんでした。
そもそも、幼稚園でいつやっているか解らない避難訓練の話を
されたこともありませんでした。
巨大地震は他人事だったと私は思っていました。
それが、
今日、初めて自分から興味を持った地震。
当時の話をちょっとしてあげました。
それは
地震があった当時、私は車の点検でディーラーにいました。
平日のディーラーは私以外に2人のお客さんだけ。
大きな揺れを感じて、なんとなく駐車場へ社員さんも一緒にパラパラ移動。
目の前の片側2車線の幹線道路も自然と車が止まり、電線は大きく揺れていました。
揺れがおさまり、店内に戻ると今度はアラームが。
2階にあるディーラーの整備工場で洗浄機が倒れて鳴っているとのことで
2階から泡まみれの整備士さんが降りてきたり、
1階の顧客情報のファイルなどの書類だなの扉は全部開いていました。
揺れも収まったから、帰ろうかなと思ったところ、
同じお客さんの一人が、
「もう1回、大きく揺れる恐れがあるから、
それがおさまるまではいたほうが良い」
と言われ、テレビを見ながら待機していると
言われたとおり揺れが起きました。
2回の揺れを感じてから、自宅に戻ることを決意。
自宅は14階建てのマンションの13階。
エレベーターは止まっているので階段で登りました。
自宅の階に到着すると通路に出ているご近所の人から
「家の中、すごいことになっていると思うから気をつけなさい」
と言われ、意を決して玄関を開けると、
言われたとおり、物が散乱。
食器棚は扉が開き、すべての食器が落ちて割れ、
食器棚自体も突っ張り棒をしていたけれど、前に動いていました。
自宅内を確認後に、改めて通路に出ると、お隣の方が、
「家も見てみる?すごいことになっているよ」
と言われ、お邪魔すると
マンションを建てた時に設置された電気給湯器が倒れていました。
これが原因で、マンションは全部断水。
1階に仮に停めた車を移動させながら
管理事務所で避難の有無等を確認して13階に戻り、
1階に降りず、外にいた近所の人に伝えて部屋の片付けをしました。
ここまでは詳しくは言えませんでしたが、
子供から震災に興味を持ち、
自分ごとにしてくれたことが、
最大の成長だと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。