療育機関に行かなくても、問題が起こっても困らない!
『発達障害のお子さんのサポートをママができるようになる』
オンライン家庭療育教室を主宰する作業療法士の 大桑るいです。
かなり久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、
今日もご訪問ありがとうございます。
9月になり、
もう幼稚園も小学校も
どの地域に住んでいても始まりましたね。
我が家の子どもたちはというと
この夏休みは
お休みが2週間で16日間。
そのうち、6日間は
幼稚園で夏休み限定のアトリエ教室があり
粘土や絵画の作品を作りに行っていました。
わずかな休みでも
幼稚園でも
夏休みの宿題はありました。
まぁ、9月にある行事に向けた
宿題だから、あるだろうとは想定していましたがね。
その宿題というのが工作!
9月に園内でやるお店屋さんごっこに
出品する作品を作るんです。
しかも、お店屋さんで売るものだから
完成度が正直高くないと売れ残ってしまうし、
何を作るのかテーマだけは決められているという
ちょっとハードルの高い宿題。
年少のたっくんは
・びっくり箱
・とんとん相撲
年長のはっくんは
・面白メガネ
・水中メガネ
の全部で4つ。
正直、完成度を求めるから
半分は親の宿題となっているんだけれど
子どもたちにどうやって作るかを
いくつかアイデアを出した中から選んでもらった工作。
次男は初めて絵具で筆を使用。
最初はどうやって使ったらいいか解らず
困っていましたが、見守り続けた結果
本人なりのやり方を見出していました。
長男は初めてモールでの制作に挑戦。
どうやったら上手にねじれるのか
最初はわからず苦戦していたものも
何度となく試していくうちにねじれるように。
結果、こんな作品になりました。
子どもたちにとっては
初めてのことも多くて
簡単ではなかった宿題。
でも、この試行錯誤って
かなり大切な時間なんです!
もちろん、難易度の設定は
ある程度考慮してあげないといけないですが。
その基になるのが、子どもの成長段階。
わが子の成長段階はどこだろうって
気になる方は、まずはこちらにご登録を。
年齢別成長チェックリストは
生後3か月~5歳までのお子さんの成長を
数か月単位でチェックできるシートです。
保健所の定期健診や
一部の療育施設での発達検査でも
使用される発達検査表を基に作成しました。
これで、今の手先の状態や
体の使い方の状態を知ることで
どんな作品作りだと良いのかっていうのが
わかるかもしれません。
こんなこと、したら良いんだろうなって
思っていた通りであっても
お子さんによっては
試行錯誤をすることが簡単ではないことがあるんです。
それは・・・
もっと言うと、失敗に気づいているからこそ
失敗したくないと思うんですよ。
しかも、失敗した後に
どうやったらよいかのプランが立てられない
ってことにも気づいている可能性があるってことも。
じゃあ、どうしたら試行錯誤が
できるようになるのか。
いくつかあるうち、
簡単にできるのが・・・
好きな遊びの中で
失敗を経験することです!
えっ?どういうこと
って思うかもしれません。
例えば、プラレール遊び。
線路をつなげれば電車を走らせられますよね。
この時の線路って
どうつなげても正直、失敗がないんです。
しかも、プラレールが好きな
お子さんなら、もしかしたら
自分でつなげるかもしれない。
そんな時はぜひ見守って下さい。
ただ、場合によっては思い描いていたものと
目の前のものが違う時があります。
そこがチャンス!
思い描いていたものにどうやったら
近づけられるのか
一緒に考えてみてください。
最初から答えを教えないで良いです。
何回か試してみながら、
お子さんがイヤになる前に
ヒントをさりげなく伝えるだけで良いです。
そうすることで、
試行錯誤をする経験が詰めます。
とは言っても、
自分の子は
最初から親任せなんです。
って方もいるかと思います。
そうなると、何からやったら良いの?
って思う方もいるかもしれません。
そんな方は、一緒に何が原因で
試行錯誤が得意ではないのか
一緒に見つけませんか?
場合によってはその原因が
見つかったら、すぐに改善するかもしれないですし
じっくり継続的にサポートする必要があるかもしれない。
まずは、わが子にとって
どうやって関わると良いのか
きっかけとなる糸口を見つけたいと思った方は
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今日はここまで。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。