刀八毘沙門天の1人で仏々

北野白梅町の北西、嵐電白梅町駅の北側にある人気ラーメン店の白梅町支店となる。
店の対岸は白梅町駅の壁となり歩道がなくまた店舗の側も簡易の歩道となるため通行往来する
には要注意である。



木製風の古風な店頭に比較すると店内は近代的な今風のラーメン屋さんの光景が広がっている。
特に某が足を運んだのが開店早々となり店内の綺麗さ”は際立っていて古風な外観とのギャップは
かなり大きかった。



電子化されたおしながき”と注文システム、昭和から平成（令和）に移行し最初は素っ気無さを感じ
たものだが今や珍しさや目新しさも薄れてしまった。時代の潮流というものか・・・



昼は塩味、夜は醤油を提供される2部性となっているシステムである、ランチで伺ったので こくとん
塩ラーメン750円。



色々な絵の具を混ぜ合わせたような奥深い色をしたスープである、おおよそ塩ラーメンの色ではない！
魚介系と豚骨のどろりとしたスープが舌にまとわりつく旨みと魚介の香りがマグマの進行のように
ゆるりと喉へ消えて行く。
平麺はつるとした食感ですすりやすい形状、たっぷりスープを持ち上げる、いきよい良くすするとまるで
生き物のように踊り某の衣服に爪痕を残す元気な麺だ。

厚みある2切れのチャーシューがまるで沼の中から顔をのぞかせる主のように頭をもたげる。身は引き締
まっているが柔らかい、甘味ある脂身が旨味を蓄積し噛むと口の中で一気に美味しさが爆発するよくで
きたチャーシューだ。

トッピングのシナチクもしっかり造りこまれているし欠点がない作品、麺汁肉三位一体となった高度な
ラーメンに仕上げられているし、単に足し算だけでは終わらさない凄さが感じたラーメンである。

かたぐるま”同様おすすめ店とされていただきたい。ただ1日通しで塩、醤油が選択できない事が残念である。





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「京都市北区北野上白梅町24 ジュノー雅 1F」