歯🦷のクリーニング希望で来院される方が
増えてきました。

それは、とても素晴らしいことです。


しかしながら、

かなり重度の歯周病に罹患していたり
中等度の歯周病に罹患していても
気づいていない方も多いのが現状です。

歯周病治療を始めるにあたり
保険適応においては、
歯周病の検査というものを行います。

また、同時に、レントゲンで骨の状態を確認したり、
詰め物被せ物の状態も把握することは、
とても有効ですので、(我々歯科医師は
レントゲンからとても多くの情報を得ています)

条件によって、レントゲンも
撮影してもらうとよろしいかと思います。


歯周病検査については、
かかりつけの先生に聞いてみてください。


それらの情報をもとに(診査)
我々は、
患者さんが歯周病かどうか、進行具合を確認し
病名を診断します。


とても精密な診査診断をもとに
保険適応での歯周病治療を開始される準備が整います。

進行具合により、
歯石を取ったりする回数や
手段も異なります。
病気なのですから。

きちんと厚生労働省により定められたやり方です。



次に
自由診療について、少しお話しします。

クリーニングや、PMTCといった
そう磨きは、
保険適応ではない自由診療のカテゴリーに
入ります。
歯周病検査もしないことも多いです。
歯周病を悪化させない、とか
歯周病にならないためのもの
見た目に関するもの

などの予防に関しては
保険適応ではありません。


また保険証を所持していないケースでは
保険診療ができませんので、
当たり前ですが、
全額自己負担になります。


ということは、保険の決まりごとは関係ないので、歯科医の判断により
どのように行うか、値段は
病院によって異なります。

その上で、患者さんが自身でやるかやらないかを選択していただきます。

前の病院では、3000円だったよ?とか言われても
病院によって、やり方も質も値段も異なるので
なんの意味もありません。





繰り返しますが、
保険適応での治療では、初めは、
歯周病検査をすることによって
歯周病という病気が診断されてからの歯石とりなど、いうことになるのです。



きちんと30分以上説明しても
法律的に正しいことをお話ししても
1000人に一人くらいは、
全く理解してくださらない方がいます。

残念なことです。

我々は、基本的に
患者さんのために、患者さんが喜び
快適に生活を送っていただきたいという気持ちでしか、
診療しておりません。昔、
歯石とりは金儲けでしょ、と言われたことがあり
心底悲しくなったのを覚えています。



そう思ってしまうような経験をその方はされたのかもしれません。




毎日毎日、患者さんのためを思い、診療しています。
全国の歯科医師、皆そうだと思います。


日本には、保険制度という
世界に誇る素晴らしい制度があります。
それには、決まり事が必ずあるのです。


今日のわんこ爆笑爆笑爆笑