どこ行くの、パパ?
読んでみました
ユーモア作家として活躍する陰で
重い障害を持つ二人の息子を抱え
懺悔と自責の念で激しく苦悩する父親
子どもたちとの日々をいまようやく素直な思いで語る
笑いと涙の自伝的小説
著者 ジャン=ルイ・フルニエ氏は
フランスの著名な子ども向け人気アニメの原作者であり
200本以上のドキュメンタリー番組をてがけるなど
長年テレビ業界で活躍しています
また著作は20冊以上
ブラックユーモアあふれた独特のタッチで人気があります
その彼が 70歳を目前にして私生活を明かした小説
実は彼は重度の身体的・知的障害を抱えた二人の息子
がいたのです
長男のマチューは目もほとんど見えず
耳も聞こえない
時々くちびるを「ブルンブルン」とならす程度
次男のトマは飽きずにいつも同じセリフを繰りかえす
「どこ行くの、パパ?」と・・・
短いエピソードを積み重ねて書かれています
二人の息子が普通の子であったならと夢みたり
時に残酷とも思える正直な想像をしたり
しかし 著者は二人の息子の中に
生きる笑いというべきものを発見します
コミュニケーションをとれなくても
息子の中に愛すべきものを見つけ
時には 周囲がどきっとしてしまうほどの
ブラックな冗談のネタにもしてしまうけど
著者の息子への愛は決して減らない
――おい、ジャン=ルイ、おまえは自分のこともままならない小さなふたりの子どもを冗談のネタにしたりして、
恥ずかしくないのか?
恥ずかしくない。そんなことで、愛情は減ったりしない。
恥ずかしくない。そんなことで、愛情は減ったりしない。
読んでいて何度も
泣き笑いの顔になってしまいました
ぜひ一度 読んでいただきたいと思う本です
えくぼが出る
そんな 愛嬌のある顔に
生まれたかったなぁ
基本能面です
あんまり顔の筋肉を
動かさないと
早く老けるそうですので
表情筋ストレッチとか
くわえて鍛えるやつ
やったほうが引き締まるかもしれん・・・
しかし これって家族の前でやる勇気がないわ
こっそり夜中にやったら 怖いかなぁ
老けても可愛い猫に生まれ変わりたい・・
ぽちーーーーーと
お願いいたします