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2018年12月20日
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毎日寒いですね。庭のブルーベリーは、ほとんどの株が落葉する中、「ユーリカ」が開花してきました。

庭仕事も水やりくらいしかやることがなく、来年度必要な資材の購入や、株の管理、計画立てなどをゆっくりやっています。来年度リベンジしたいのが、肥料です。

用土に関しては「排水性重視でしっかり水を与えても根が酸欠にならないものを使い、さらに乾燥しない環境を作れば、うまく育ちそう」とまで感覚がつかめたのですが、肥料に関してはさっぱりです。



今年度、ユーリカを使い肥料に差を与えてみましたが、結果は「良く分からん」でした。

肥料に関しては、ゆっくり効かせるとか、少量を回数多く与えるを意識してきましたが、これは間違いなさそうです。でもその先がつかめていません。

養液栽培で生育が優れるのは、用土はもちろんですが、薄い液肥を必要なだけ安定して与えているのが良いのかなと妄想しつつ、どんな肥料が良いか考えてみました。

まず良くヒットする文献から肥料に関するヒントを抜き出すと(恵泉女学園大学:ブルーベリーの好酸性・好アンモニア性に関する栄養生理学的研究)、

・窒素濃度が高くなると、窒素形態が生育に大きく影響を与える。アンモニア窒素形態が良い。
・N、P、Kは7月までに吸収が高く、その後は徐々に減る。
・CaやMgは終期にかけて、吸収の減少は少ない。
・優良園では交換性のCa、Mg含有が低い。

一方、自分が肥料に求める理想は、

・元肥一発施肥
・鉢栽培は肥料が流亡しやすいので、遅効性でゆっくり効く
・潅水量に影響せず、安定して溶出する
・微量要素を含む
・N,Kに比べてPが多い肥料

これらから考えると、今まで使っていた被覆肥料「ハイコントロール085」がピッタリでした。

肥料の効き目日数のバリエーションがあり、混合すれば思い通りに肥料の効き方を調整できますし、ほぼアンモニア態窒素でPも多く、さらに微量要素も含みます。また潅水量に影響せず、温度に依存して肥料溶出量が増えます。ただしMgは保証成分量に記載がなく、かなり微量そうです。同じ被覆肥料に「ハイコントロール硫マグ180」があるので、こちらも一緒に混合することで解決できそうです。

デメリットは、乾燥した環境だと効果期間が伸び(安定しない)てしまうこと。マルチの上からだとダメそうですね。今まで与え方が間違っていました。土に混ぜ込むのがBESTのようですが、植え替えしない時は無理なので比較的乾燥が防げるマルチと用土の間に与えるのが良さそうです。



ブルーベリーは浅根で用土とマルチ層に多く根が張るので、この位置は最適かもしれませんね(写真はIB化成に根が張るイチゴ)。カタログに記載があるように根が肥料を取り囲み、肥料待ちする環境にもなるので、良さそうです。

1年に1回マルチを剥がして施肥するので、手間はかかりますが、その後は放置できるのでかなり楽ちんだと思います。年度初期にコガネチェックもできるので一石二鳥かも。



カタログから溶出量や温度の影響、当地の年間気温を考慮してシュミレーションしてみました。3/1に全量与え、6~7月初に溶出ピークで、その後徐々に減る配合です。
「ハイコントロール085」の配合比は、70日:100日:180日=3:3:4だとこんな感じになります。


Mgは年間通して大きな波ないよう「ハイコントロール硫マグ180」の180日タイプを少量使います。最適な量は分かりませんが、まずはIB化成と同じでPの1/10に設定しています。ブルーベリーが好む酸性土では、溶出量の劣るMgとCaの要求量は少ないと考え、この程度にしました。

Caについては、文献にPHが高くなるにつれて吸収量が増え、生育が悪化するようなことが書いてあるので(たぶん)、積極的には与えないのが良さそうです。ゆずちゃん家でも専用に施肥しなくても育ってきたので、与えない計画です。

ただしCaもある程度必要なのは確か。PHを上げないブルーベリー用カルシウム肥料「ダーウィン5050」があるので、これも別でTRYしてみようと思います。
効果の実感は難しいようですが。。。Caは年度前期には吸収量は多くないと文献にあるので、暖かくなってから少量与えてみます。

今まで使ったきた亜リン酸肥料ですが、葉面散布用の「ホスプラス」を試してみます。通常のリン酸より葉面から吸収が良いようですし、亜リン酸自体「疫病、べと病、根腐病、炭疽病、萎凋病、青枯れ病」など抵抗性誘導し、病害予防効果もあるようなので、肥料効果が体感できなくても継続していきたいと思ってます。

良いことばかり書きましたが、色々想定通りにはいかないんでしょうね。でもどんな結果がでるか楽しみです。

10kgは痛い!でも買います!




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最終更新日  2018年12月20日 22時20分55秒
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