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2019年09月08日
カテゴリ：ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー
 9月に入り、少し涼しくなりましたね。忙しくてなかなかベリー達のお世話ができませんが、週末になんとかブルーベリーの夏剪定とリン酸肥料の葉面散布をすることができました。  夏剪定と言っても、子供でも果実を収穫できるよう株をコンパクトにする目的で、来年度収穫する枝で徒長しているものをちょこっとだけです。この時期に枝を切ると、切り口の下にある葉芽が花芽に変化するそうです。  毎年のことですが、夏の終わりにかけて葉の黄化（一部葉焼け）が発生しています。  手持ちの株では「ユーリカ」「トワイライト」「スパータングロー」に発生。原因はつかめていませんが、枝の下部にあたる古い葉から発生し始めるため、何かしらの原因でクロロフィルを合成するMgをうまく吸収できていないと考えられます。  今年度「ユーリカ」の3株を使い、Mgの施肥量を2倍,3倍に増やした実験をしましたが、どれも同じで結果した。Mg自体の不足ではないようです。  一般的にはコガネムシによる根の食害や水の停滞による根の酸欠を疑いますが、どちらも心当たりがありません（全株かなり排水性の良い用土です。たぶん）。  今自分の中でホットなのが、肥料成分の拮抗作用です。カリウム、カルシウム、マグネシウムで過剰による互いの吸収阻害をしますが、カリウムの拮抗作用は特に強力のようです。  最近の施肥している成分比率は、カリウムがリンの次に高く、拮抗作用によるMgの吸収阻害に心当たりがあります。 来年度はこの辺も考慮して施肥計画をしてきたいと思います。  ラズベリー「ナンタヘーラ」は1株調子を崩して、現在は4株です。右端の株も枯れそうです。「ナンタヘーラ」、自分には難しいです。   その中でも少しだけ秋果を収穫することができました。味はハチミツのような風味があって美味しいですね。ただ種が固いですが・・・。  「帽子用虫よけネット」を使ったコガネムシ対策。興味深いことが起こりました。  なんとネットの中にコガネムシが。。。突破されました。  入ったのは弱点のここからだと思います。 今年コガネムシがいないことを確認して鉢増しした株ですし、1匹だけなので、鉢の中から湧いたとは考えにくいです。また、偶然ここを見つけて入ってくるとも思えないし・・・。 となると、葉から枝・主軸をつたって降りてきたのが濃厚ですよね。この性質を上手く使えば、コガネムシ対策とかになったりするんですかね^^ 「いいな」と思ったら、応援お願いします！ぽちっとクリック。 たぶん。 -------------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2019年09月09日 22時13分27秒
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