自然食品ヘルシー池田店「私の最近食べたものや家族の事、お気に入りの商品について。」のブログ?

我が家の食事や出来事、こだわりの食材、料理、新商品、お店の事など書けたらなーと考えています。

食味値80点以上!! 「生命あふれる田んぼのお米」 新米 入荷いたしました。

2019年10月19日 | Weblog

 

 

新米、入荷しております。

「生命あふれる 田んぼのお米」

 

 

 

稲を野生化させたお米で、...

米粒の大きさ、

 旨味が全然、違います。

 

農薬を使わず、

虫や多くの生物と競わせ 強く育てたお米、、、

でも、 元々は一般的な農法で 栽培されてました。

 

 

 

1994年、、

海外の火山の噴火の影響で、

日本でも日照時間などが短くなり、

夏に温度が通常よりかなり低く、

稲がまともに育たなかったため、

店頭にお米がほとんど並びませんでした。

そのわずかな米も買い占めが起こり、

日本中からお米が無くなりました。

 

 

田尻で農家をされていた小野寺さんも、

わずかな米しか出来ず、

また、その米も散々なものでした。

 

今までの農法ではいけない、、

そこで冷害に強い農法、

稲を強く育てる農法を求められていた時に

巡り合ったのが 「不耕起栽培」、、、。

 

田んぼを耕かさず、

固い土に苗を植え、

虫や雑草もそのまま、

でも、 ほったらかし、、ではなく、

その環境に稲が負けないように育てる農法なんです。

 

でも、これは農家さんから見れば、

ありえない農法、

農家なら理解出来ない方法なんです。

耕してこそ農家。

雑草や虫をそのまま?

 農家の根底を覆す内容です。

ですが小野寺さんは、

周りの農家、そして家族の大反対を受けながらも

不耕起栽培に掛けてみることに、、。

 

固い土に苗を植え、、

でも、根がなかなか伸びず、

周りの田んぼの稲より成長がかなり遅れました。

雑草だらけの虫だらけ、

周りの農家さんから 「うちの田んぼに虫がつく、、」と怒鳴られました。

家族からも「雑草だらけの田んぼ、農家の恥だ」と、、

でも、小野寺さんは不耕起栽培を続けられました。

 

 

 

 

小野寺さんの田んぼには、自然と同じ生物の循環が見られるようになっていきます。

 

 

 

長く見られていなかった生物もどこからか現れるように、、、。

 

 

 

初めはなかなか成長しない稲、

ですが、固い土に負けず根を延ばし出すと、

通常の稲よりはるかに長い根を延ばしだします。

 

(同時期の小野寺さんの稲と慣行栽培(一般的な栽培法)の稲)

 

その長い根からはどんどん栄養を吸い、

たちまち周りの稲より大きく成長し、

茎も太くなりました。

また、台風が来ても、

しっかりした根、太い茎のおかげで

周りの稲が全部倒れても、小野寺さんの稲は大丈夫でした。

 出来たお米は粒が大きく、

とても美味しいお米になりました。

周りの農家さんからは栽培方法を聞かれ、

どんどん仲間も増えていきます。

 (過去に、その話が漫画にされたこともあります)

 

 

(安全な場所にしか来ない渡り鳥が、小野寺さんの田んぼに多く飛来するように、、)

 

それからも農法をどんどん改良を加えながら

一般の農法と違う栽培方法で、さらに冷害に強く、

粒が大きいお米を作られています。

 

(農家の小野寺さん)

 

お米の美味しさを検査する 食味値の検査では、

一般的な味が60点ぐらいで、

 美味しいと言われるお米が70点ぐらいです。

ところが、、、

小野寺さんのお米は、、、

 

毎年、、、

 

80点以上の点数を

取り続けられています。

 

凄いですね、、、。

でも、新米と一緒に届いた小野寺さんの手紙には、

今年の高温にも苦労があったり、

 この暑い夏が今後も続くなら

作付を遅らせて新米の出荷も遅らせるなどの対策が必要、、と

書かれています。

今でも 柔軟に栽培方法を変えていかれてるんですね。

この届いた新米、、

農家さんに感謝しながら 大事に食べようと思います。

 

 

 

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