一度売ったギターを、再び買い取る話 | 宝塚市のギター教室|中川雄の日々ギターブログ

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宝塚市でギター教室を開いております。初心者から経験者まで丁寧にレッスンさせて頂きます。

先日、レッスンが早く終わり暇な時間ができたので、京都へドライブに行きました。

 

「そうだ、京都へ行こう」

 

のノリで河原町まで到着。

 

 

特に目的地も決めず市街を運転していて

「どこ行こうかな~」と考えてると、

近くに楽器店があったことを思い出す。

 

というのも以前ギターを下取りに出したことがありました。

 

もう2年前の話なので、さすがに買い手が見つかっているだろう……と店内に入ると。

 

な、なんと!

いまだに下取りに出したギターがあるではないかびっくり

 

その時、何だか無性に愛着が沸いてしまって

 

「そっか。じゃあ俺ん所に戻るか?」

 

という気持ちで再購入を決意。

 

さて値段を見ると……ううむ、安いっちゃ安いけど高いっちゃ高い、微妙や。。

 

しかし意を決し店員を呼ぶ。

奥からは中年の男性が出てきた。

「ああ、そういえばこの人だったな」と思い出す僕。

一方の店員は僕を覚えていませんでした。

 

~以下やり取り~

 

ユウ「このギター試奏してみたいんですけど……」

店員「あ、はい。このギター、状態は良いんですよ」

ユウ「へえ~そうなんですね(まあ俺のやけど……)」

店員「今、チューニングしますね。はい、どうぞ」

ユウ「ふーん。こんな感じかー(あ、ここに傷がある。間違いなく俺が売ったやつや……)

店員「いかがですか?」

ユウ「いいっすね。ただ……ちょっと何とかなりませんかね」←渾身の表情

店員「何とか?……あ、ああ~。はい、少々お待ちください」

 

5分程待っていると、彼が電卓を片手に持ってイソイソと出て来た。

そこには価格より5千円引かれた数字が記されている。

 

……ん?

 

ひょっとして値引きはこれだけ?

 

え、マジ?

 

なんとも厚かましいものです。

よっぽど顔に出てたのでしょう、察した店員は申し訳なさそうな顔で

 

店員「すみません……実は前のオーナーから、結構高い値段で買い取ったので……これだけしか値引きできないんです」

中川「いえいえ。お気持ちだけでも嬉しいです(そういや、あの時も高く買ってくだちいと粘ったな……)」

 

そんなこんなで、ギターを購入。上機嫌で河原町を後にするのでした。

 

一度売ったギターを2年後に知らんふりして買い取る

……という訳の分からないことをしてます。。

 

 

さて帰宅して、久しぶりに弾いてあげると懐かしい音色がしました。

まあ、これはこれで良いものです。

 

 

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【中川雄 (なかがわ ゆう)】

クラシックギターをディアンジェロ・シシリア氏に師事。ジュディカエル・ぺロワ、ピライ・ヴァカのマスタークラスを受講。第8回 Giussepe・Ratiti国際音楽コンクールギター部門第4位(イタリア)。またクラシックだけではなくPops,Bules,Bossanova,Rockなど幅広いジャンルを展開し、ライブハウスやイベント演奏、映画音楽オーディションのサポートなど幅広く活動する。国際芸術連盟所属ギタリスト。日本ジュニアギター教育協会専門家会員。宝塚アーティスト協会アーティスト会員。アルハンブラ・ギター教室オーナー。ギターアンサンブル『Moderate』講師。アピア文化サロン講師。