朝鮮半島史 第1回 はじめに | 日本人のための近現代社会

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 「日本人のための朝鮮半島史」の初回という事で、このシリーズの趣旨について軽く説明をしていこうかなと思います。

動画解説

youtube https://www.youtube.com/watch?v=WCNdKJNA8HA&t=170s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36340691

 

 最近の報道はコロナウイルス一色になってしまった感はありますが、レーダー照射から始まる一連の韓国ネタって尽きないじゃないですか。それ以前にもいろいろありすぎはしますが。正直、日本人の感覚では彼らの思考回路は理解できない人が多いと思います。

 そこで、朝鮮半島の歴史を紐解いていくことで、彼らのことを理解するための手助けになるのではないかという事でこのシリーズを始めていこうと思っています。

 

 今回は初回という事で、細かいところは省いてホントに大まかに見ていきます。王朝だけを見ていくと日本の弥生時代から飛鳥時代くらい、まぁ日本で言うと聖徳太子の時代くらいまではなんかゴタゴタ国がいっぱいあって、奈良時代くらいにゴタゴタを新羅がほぼ統一して平安時代の半ば、900年くらい位に高麗が出てきて、その後李氏朝鮮になって日本に併合された期間がちょっとあって今現在に至りますみたいな感じでシンプルで分かりやすい感じがしますね。

 ただ、朝鮮半島の歴史を見ていく中で重要なのは日本じゃなくて中国大陸なんですよね。地図を使って簡単に説明しますね。

 古代から朝鮮半島っていうのは中国大陸と陸続きで、満州民族が多い北の満州地域、漢民族の多い西の中国、ちょいちょいしゃしゃり出てくる騎馬民族のモンゴルといった強国のパワーゲームに巻き込まれてきたわけです。で、近代以降はそこにロシアが参戦し、安全保障上の理由から日本が加わり、大東亜戦争以降は日本に変わってアメリカが関与し始めるという風に有史以来ずっと大国の都合に振り回されてきた歴史があるんですね。

 

 そう思って先ほどの年表を見てみると分かりやすいですよね。強かった漢王朝の崩壊が始まると朝鮮半島でも群雄割拠が始まり、漢民族の安定政権である唐が誕生すると朝鮮半島では新羅がほぼ統一を成し遂げています。さらに争乱の五代十国時代を経て満州族が力を持った宋や元に変わると朝鮮半島でも新羅が倒れて高麗に変わり、再び漢民族の明になると李氏朝鮮が誕生しています。こんな感じでだいたい中国大陸の王朝と連動してるんですね。

 

 これね、単純に位置が悪かったと言わざるを得ないと思うんですよね。仮に朝鮮半島がヨーロッパの一部にあったとしたら多分ここまで悲惨な歴史を歩んでないんですよ。だって朝鮮半島って人口もそこそこだし、国土もヨーロッパの国々に比べればそんなに小さくもないじゃないですか。ただ、さっきの地図でも分かる通り周辺国が規格外に強すぎるんですよ。日本は海があって影響は小さかったから助かりましたけど、朝鮮半島はモロに打撃を食らっちゃいますからね。日本みたいに「日出ずる所の天子、書を日没する所の天子にいたす」なんてことをやったら即フルボッコにされますよ。

 

 そんな状態が有史以来ずっと続いてきたわけです。ただ、ここで1つすごいことがあるんですよ。そんな悲惨な状況がこの年表だけでも2000年続いているにもかかわらず、朝鮮半島って大陸の勢力によって独立を失ったことは一度もないんですよ。この点については朝鮮民族って優秀だしすげーなと思うわけですよ。彼らはこの悲惨な状況に見事に適応して乗り切ってきたわけです。で、彼らは長年にわたるその悲惨な経験から2つの特殊能力を身に着けます。まぁ生き残るための知恵ともいえると思います。

 その2つの能力というのが、こうもり外交石ころ帽子ですね。

 

 こうもり外交っていうのは今でもよくやろうとしている、その時その時の力の強い勢力を見極めて媚を売って助けてもらうというスタイルです。大国同士の勢力争いでどちらが勝つのかを的確に見抜いて取り入っていくことで自分たちの身の安全を確保してきたということですね。ダイの大冒険で言うところのミストバーンに捨てられる前のザボエラ的な立ち位置です。今は昔と違ってだいぶ下手くそになってる感はありますね。日本統治時代に豊かになって腑抜けてしまったのかな。

 2つ目の石ころ帽子っていうのはドラえもんに出てくる秘密道具なんですが知らない人のために説明すると、かぶるとそこらへんに落ちている石ころ程度にしか他人から認識されなくなるっていう道具です。

 どういう事かっていうと侵略的価値0を維持するってことです。農業など、産業を発展させて国内が豊かになってしまうと当然外の勢力から狙われてしまうじゃないですか。だからあえて国民が食べていくだけのギリギリラインよりちょっと下くらいの生産能力を維持して、技術も発展させないという事をやるんですね。

 

 もちろん不作の年には餓死者が大量に出てしまうわけですが、国がなくなるよりはその方がましだという事です。だから技術を生み出すような教育的なものは一切やりませんし、インフラだって全くなかったわけですね。ところが日本統治時代にはそこから真っ先に改善してしまったわけです。で、その結果、朝鮮半島は豊かになってしまい悲しいことに侵略的価値が生まれてしまったんですよ。つまり石ころ帽子の効果がなくなったということです。その点において日本はとんでもないことをやらかしたということです、申し訳ない。

 

 だから今の朝鮮半島の人たちは再び世界から無視される状況を作るために核保有をしたうえで、北主導で統一して「俺たちは頭おかしいぞー。関わらないほうがいいぞー」とアピールすることで、日本併合以前のみんなから無視される状態に戻ろうとしているんじゃないかなと個人的には思っているところです。要は石ころ帽子がダメになったからスカンク化して周りが関わろうとしてこない状況を作ろうとしてるんじゃないかと個人的には思っています。

 

 次回は石ころ帽子をゲットする前の古い時代の朝鮮半島の話からしていこうと思います。チャンネル登録、お気に入り登録をよろしくおねがいします。また、我が国の近代史を解説した動画、福沢諭吉の学問のススメを解説した動画も配信していますのでそちらも併せてよろしくお願いします。

 

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