素人の考えとはつぎのようなことである。
台風19号で数十人の人が亡くなった。特に、川の堤防がきれて亡くなった人もかなり多い。だが、堤防を十分頑丈につくることは技術上できるはずである。
なぜそうしていないのか。雨量が気候の変化にしたがって最近多いということはわかるが、それに耐えるくらいの工事をすることができるはずである。それに川底をすこし深く掘る工事もすることができよう。
どこかの川では下流の方が上流よりも川幅が細いとかテレビで言っていた。それならば、広げることも考えねばなるまい。お金のかかることではあろうが、できないわけではない。
それにどうしたら経済的に改修工事ができるのかもある程度方法があるはずである。もっともどうやって土木事業で少しでも多くのお金をもうけるかなどと考えることだけに関心があるような人には土木工事にはかかわれないようにしてしまうことが必要である。
(2019.10.19付記)
昔の人が編み出していた、わざと川の水の氾濫する氾濫原をつくるとか、現代でも堤防一本やりの治水はやはりおかしい。
もともと氾濫原だったところに建築許可を出さないような行政でありたい。
それがやはり人を守る行政や政治であろう。