脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

歯科受診のついでに大嘗宮参観

2019年12月05日 | 私の右脳ライフ


「皇居東御苑に作られた大嘗祭(だいじょうさい)の舞台である大嘗宮(だいじょうきゅう)の一般参観が11月21日に始まった。大嘗宮の公開は、11月21日から12月8日の18日間」というニュースに、わざわざ上京してまで参観するほどの意欲は、さすがにありませんでした。
ところが12月4日に急に歯科受診の予定が。私は東京駅近くの東京日本橋歯科にお世話になってます。そこでもう一度情報整理をしてみました。
「天皇陛下即位の時に一回だけ使われ、壊されてしまう40棟近い建物群。総費用9億5700万円で清水建設が受注し、清水建設社内にとどまらず、全国の名だたる宮大工の棟梁が集結し作り上げた。材木を皮付丸太のまま使用する黒木造りと呼ばれる古代の工法そのまま踏襲」(清水建設HPより)などなどちょっと調べたら興味深いこと! 
黒木造りが納得できる鳥居

この大嘗宮にたどり着くまでの困難さにも触れておかなければいけません。
実は「皇居乾通り一般公開」が春秋行われています。ちょうどその期間と重なっているので、人出の多いことは覚悟していました。
春行ったときには、東京駅から大回りだったことを思い出し、検索検索。桜田門経由にしました。
かれこれ10分ほどで荷物チェックのテントに到着。道いっぱいでもゆっくりでも行列が動いていれば、あまり気にならないものですね

そのすぐ後には、ボディチェックも待ってます。

さあそこからが大変。まったく動かない状態で待ったのです!坂下門に入るまで20分以上もかかったでしょうか。
皇居内に入ると、人は多いのですが思いがけずゆっくりと紅葉を鑑賞できます。やはり石垣を背景にするとすてきですね。

今回は二つの行き方があったのです。坂下門からすぐに右折して大嘗宮正面にアプローチしてゆく道と、しばらく直進してから右折、大嘗宮の裏から遠回りして正面へ向かう道。サクラの時とモミジの時を共に楽しみたいという思いから。当然遠回りをチョイス。

道幅いっぱいでしたが皆さんがゆっくりした足取りだったので、特に混乱もなく、坂道を登ります。突如出現した温かみのある木造のシンプルな建物。ここは大嘗宮の一番北にあって廻立殿(かいりゅうでん) という沐浴着替えの建物とか。

廻立殿を見ながら、大嘗宮の西側を進みます。ようやく正面が見えるところまで行って仰天。ほとんど動かない人の列、というか固まり。

慌てて係の方に聞いてみました。
「ここから並んでどのくらいかかりますか?」
「2時間くらいでしょうか?」
即刻予定変更。裏からと横から見たのでよしとしました。それよりもせっかく皇居東御苑まで来てるのですから、二の丸庭園のもみじを見た方が楽しい!
昭和天皇が武蔵野の風情を残されたといわれる二の丸雑木林。

温かく穏やかな日でしたから、二の丸庭園の池は鏡のようでした。江戸時代初期の小堀遠州作庭の池(昭和期に復元)にモミジと高層ビルが映り込んでいました。

琴柱灯篭も印象的。人はいましたが気になるほどではなく、東京の真ん中の紅葉狩りを堪能しました。

大手門から出て、東京駅を抜けて東京日本橋歯科へ行くというのは最初から決めていたコースでした。出口に三の丸尚蔵館がありますから、このコースをとるときは必ず寄ります。

いつもはひっそりしたものですが、ここは大混雑でした。

家を出たのが9時前。坂下門前に並んだのは11時頃。門内に入ったのは11時半すぎ。大手門を出たのは13時半。予約時刻は15時半。遅めのランチをして、手紙二通書いて、日本橋郵便局で投函し治療していただきました。
ちなみに一日の歩数13,933歩!楽しい一日でした。