【ピナクル】プロ野球2020:新型コロナの影響でどうなるプロ野球?ソフトバンクの連覇なるか?

ソフトバンクの胴上げ

オープン戦も終わり、いよいよプロ野球シーズンの到来のはずでしたが、今年は世界で猛威を振るう新型コロナウィルスの影響により、今年の開幕は4月10日以降。しかし、楽しみがなくなったわけではありません。

現に、この延期期間中にも各チームはペナントレース制覇を見据え、チーム力アップに取り組んでいることでしょう。

はたして、波乱含みとなった2020年のプロ野球を制するのはどのチームになるのでしょうか。

ピナクル ロゴ

No.1の還元率を誇り、アメリカのワシントンポスト紙で「世界でも、歴史上でも、最大・最高のブックメーカー」と評された「Pinnacle(ピナクル)」が今年のプロ野球の優勝オッズを発表しているので、それをもとにリーグの展望および注目のチームを紹介していきます。

2019年のセ・リーグは巨人が5年ぶりの王者に!

巨人のセ・リーグ制覇達成の歓喜の様子

開幕から好位置につけた巨人(読売ジャイアンツ)が、6月から独走状態に入り、2位に9.5ゲーム差をつけて前半戦を終えます。

2016年から2018年までリーグ3連覇中の広島東洋カープは、一時は首位に躍り出たものの、交流戦を境に低迷。前半戦を終えて4位に沈む結果に。

8月、9月に5連敗を喫するなど息切れした感がありましたが、結局は巨人が逃げ切り、5年ぶりにセ・リーグ優勝。2位には序盤で10連敗を喫したものの、驚異の巻き返しを見せ、優勝争いを盛り上げた横浜DeNAベイスターズが。最終盤で6連勝を飾った阪神タイガースが3位となり、CS(クライマックスシリーズ)出場権を獲得しています。

CSファーストステージは、2位のDeNAがホームに3位阪神を迎えて行われましたが、DeNAはホームのアドバンテージを活かせず、阪神が先に2勝を挙げて勝ち抜けます。

ファイナルステージは、巨人が阪神を盤石の内容で第1戦、2戦を先取。阪神は第3戦で一矢を報いるものの、第4戦は巨人が制し、4勝1敗(1位のアドバンテージ1勝を加算)で日本シリーズに駒を進めます。

パ・リーグはソフトバンクが2年連続の下剋上で日本シリーズ進出!

ソフトバンクのパ・リーグ制覇の歓喜の様子

エースの菊池雄星がメジャーへ、炭谷銀仁朗が巨人、浅村栄斗が楽天に移籍し、苦戦が予想された昨年の優勝チームである西武ライオンズ。一時は最下位転落も目前とみられた状況から見事な巻き返しを見せ、見事にパ・リーグ連覇を飾っています。

首位で前半戦を折り返した福岡ソフトバンクホークスは、優勝マジックを点灯させながら二年連続で2位フィニッシュ。3位争いは最後までもつれましたが、東北楽天ゴールデンイーグルスがCSへの切符を手にしています。

CSファーストステージは、初戦を落としたもののソフトバンクが勝ち抜け。続くファイナルステージでは、ソフトバンクが西武を圧倒。2年連続で下剋上を果たし、4勝1敗で日本シリーズ進出を決めています。

日本シリーズ3連覇!絶対王者ソフトバンクの強さ際立った2019年

ソフトバンクの日本シリーズ制覇の歓喜の様子

セ・リーグ王者である巨人と、パ・リーグ2位のソフトバンクの対戦となった昨年の日本シリーズ。

ここ数年、特に顕著となっている「人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグ」の実力差がしめすように、ソフトバンクが巨人を終始圧倒。2005年のロッテ以来となる、ストレート勝ち4連勝を飾り、2年連続の日本一に輝きました。

これにより、パ・リーグを勝ち上がったチームが日本シリーズを7連覇することとなり、2010年から2019年の間に日本一になったセ・リーグのチームは2012年の巨人のみとなっています。

優勝オッズ

【プロ野球2020優勝オッズ】

※オッズは発表され次第、更新します。

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充実の戦力を誇る球界の盟主がセ・リーグ連覇、日本一を狙う

菅野

セ・リーグからの注目チームとしては、“球界の盟主”である巨人は外せません。

15勝4敗と、昨年のセ・リーグ制覇に貢献した山口俊はメジャーリーグへと移籍しましたが、韓国リーグで17勝をあげたアンヘル・サンチェスを獲得。

野手では、ワシントン・ナショナルズで昨年のワールドチャンピオンに輝き、2度のゴールデングラブ賞受賞したヘラルド・パーラを獲得するなど補強は万全です。

充実の戦力に加え、昨年は怪我に苦しんだエースの菅野智之や、中島裕之、岩隈久志の両ベテランの完全復活がなれば、8年ぶりの日本一にも十分に手が届くでしょう。

佐々岡新監督のもと、カープが36年ぶりとなる悲願の日本一へ!

菊池

セ・リーグからもう1つ注目したいのが広島東洋カープです。

昨年は、主力の丸がFAで巨人に移籍した影響などもあり、開幕ダッシュに失敗。今年も主力の流出が危ぶまれましたが、メジャー挑戦を表明していた菊池涼介の残留が決定しています。

昨年のドラフトで目玉選手の1人であった森下暢仁を獲得。さらに、前ロッキーズ所属のDJ・ジョンソンも加わり、もともと、セ・リーグ屈指の先発投手陣がさらに強化。

野手でも前フィラデルフィア・フィリーズ所属のホセ・ピレラを獲得しており、戦力は確実にアップしています。

今年から指揮を執る佐々岡監督のもと、36年ぶりの日本シリーズ制覇を果たし“日本一から最も遠ざかっているチーム”の汚名返上を狙います。

連覇に向けて死角ナシ!絶対王者ソフトバンク

バレンティン

パ・リーグからの注目チームはもちろん、日本シリーズ3連覇中の福岡ソフトバンクホークスです。

オーナーである、孫正義氏の野球にそそぐ情熱と豊富な資金力により、球界最強のチームへと変貌したソフトバンク。

2010年から2019年の10年間で6度の日本一に輝いており、「実力のパ・リーグ」と言われる中でも、突出した戦力を誇ります。

さらに、今年はヤクルトからホームランNPB通算288本のウラディミール・バレンティンを獲得。リーグ4位だった総得点582からのアップをはかります。

また、投手陣もメジャー通算54勝のマット・ムーアも獲得するなど、“絶対王者”に付け入るスキは見当たりません。

充実の補強で7年ぶりの日本一を狙う楽天ゴールデンイーグルス

則本

パ・リーグのもう1つの注目は、東北楽天ゴールデンイーグルスです。

FAにより、先発の柱として活躍してきた美馬学がロッテに移籍。しかし、そのロッテから2009年の沢村賞と3度の最多勝を獲得した涌井秀章をトレードで獲得。さらに攻守ともに堅実なユーティリティープレーヤー鈴木大地もロッテから獲得しています。

また、松井祐樹の先発転向の穴を埋めるため、メジャー通算85試合に登板し、4勝5敗9ホールドの実績を持つJ.T.シャギワを獲得。

オフに補強した面々に加え、先発の二本柱である則本昂大と岸孝之が復調すれば、7年ぶりとなる日本一も見えてくるでしょう。

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