今週のお題「ごはんのお供」
9月に入りましたが、暑いのは相変わらず。さすがに朝晩は涼しくなりましたが、それでも日中は猛暑が続いています。今年のように夏が異様に暑くなったのは2010年代の初め頃だと思います。それまでは暑くてもエアコンを使うことはそれほどはなかったのですが、2010年くらいからはエアコンなしでは暑さを凌ぐことができなくなったような気がします。地球温暖化の影響で日本列島はすでに亜熱帯の気候に移ったかもしれませんね。そうなってくると四季折々の美しい自然が無くなってしまうようで寂しさを感じざるを得ませんね。
さて今回の記事ですが、「今週のお題」から「ごはんのお供」。私にとってごはんのお供と言えば、海苔の佃煮、焼き海苔、お茶漬け海苔、辛子明太子、納豆、イカの塩辛、キムチ、生卵、白菜漬け、塩昆布 etc・・・といろいろありますが、やはり一番はふりかけです。それも丸美屋の‟のりたま”が子供の頃からの定番でした。今までふりかけは‟のりたま“以外のものを買った記憶はあまりありません。
‟のりたま“は丸美屋食品工業の創業者である阿部末吉さんが、旅館の朝食のような雰囲気を家庭でも味わえないかと卵と海苔を使ったふりかけを考え、1960年に発売されました。ですので今年で60周年になるロングセラー商品です。‟のりたま“が一躍有名になったのは1963年に丸美屋食品工業がスポンサーを務めたテレビアニメ「8マン」のシールをおまけとして付けてからだといわれています。
私は高校に行ってからはほとんど朝食は食べていませんが、中学校まではまだ朝食をとっていた中学校時代までは、朝の食卓には必ずと言っていいくらい‟のりたま“か永谷園のお茶づけ海苔が置いてありました。そういえば‟のりたま“のパッケージは昔は今より濃い緑色をしていました。ちなみに今の鮮やかな緑いろのパッケージは2015年からで、このパッケージで8代目だそうです。
ふりかけで思い出したのですが、ふりかけのことを愛おしく歌った「ふりかけＳＯＮＧ」という歌があったことを思い出しました。といってもこの曲のことを知っている人は数少ないと思います。歌っていたのはシンガーソングライターの小泉まさみさん。
小泉さんは神奈川県出身で、70年台から80年台初頭にかけて活躍されました。ヤマハのポプコンで入賞され、小泉まさみ＆こんがりトーストでバンド活動したのち、作曲家に転身されています。代表曲に柏原よしえさんの「ハロー・グッドバイ」や風見しんごさんの「涙のtake a chance」があります。私生活では1977年に歌手の庄野真代さんと結婚されています。（のちに離婚されたようです。）
「ふりかけＳＯＮＧ」ですが、小泉さんの3枚目のアルバム「コットン・ハウス」の中の曲として収録されているため、ネットで探しても、その曲を見つけることが出来ませんでした。ただ私は歌詞だけは一部覚えていて、次のような内容でした。
ふりふりかけて ごはんを食べてもいいでしょう？
ちゃんと おかずも残さず食べるから
だのに ママは 「あんなものには栄養がありません！！」と
いつでも ヒステリックにおこるのさ
ふりふり ふりかけ ふりかけ
パラパラ 夢の世界
なぜなぜ ダメなの？ ふりかけ
パンにはバターをつけるじゃない？
朝から冷え込んで 雪が降り始めた
地球に空から ふりかけかけたみたい
やっぱり ごはんにふりかけ 最高の組み合わせ
だのに ママは いつでも ヒステリックにおこるのさ
ふりふり ふりかけ ふりかけ
パラパラ 夢の世界
なぜなぜ ダメなの？ ふりかけ
サラダにドレッシング かけるじゃない
ふりふり ふりかけ ふりかけ
「食べたいなあ！！」
ふりかけソング
この曲を初めて聞いてからすでに40年近くなるのですが、うろ覚えですが、今でも鼻歌交じりで歌うこともできます。もう一度この曲を聴きたいのですが、前述したとおり、ネットを探しても見つかりませんでした。一応実家にはこの曲を収録したカセット・テープがあるはずなのですが、如何せん今の時代、カセット・テープレコーダーがないので、残念ながら聴くことはできません。またＣＤ化もされていないようです。
参照：Wikipedia のりたま、丸美屋食品工業、小泉まさみ、庄野真代
写真：無料写真素材 写真AC 卵ふりかけ HiC
お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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