国内においても、ドラベ症候群の患児等に対してカンナビジオールの治験を実施する動きがあります。
薬に大麻成分 国内初の治験見通し 難治てんかん治療で沖縄赤十字病院
地域のてんかん治療の拠点病院に認定されている沖縄赤十字病院の饒波正博脳神経外科部長らは27日、同病院で記者会見し、大麻成分を含む難治てんかんの治療薬を治験で使える見通しが立ったことを明らかにした。大麻取締法は医薬品としての使用や輸入も禁じており、実現すれば大麻成分を医薬品として使う治療の治験は国内で初めてという。
ただし、大麻取締法では、「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品と定義されていて、治験での使用は可能ですが、製品を市場に流通させるには世界的に議論されている規制の在り方を、法的に見直す必要があると考えられます。