今日は、先日から書いている記事へ頂いた読者さんからのメッセージと、ストレスを軽くするために考えはじめたことについてご紹介します。
入院していました(強いめまいと嘔吐、しびれ)退院してから考えた義母の介護のこと自分の人生のこと少し重たい内容が続いていたので、この期間中に届いた可愛らしい豆皿の写真を貼ります。この食器については、また別の記事でご紹介できたらと思っています。
介護記事へ届いた読者さんからのメール
今回の記事へ何通か読者さんからメッセージを頂きました。いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日はそのうちの1通をご紹介し、私のお返事もここに書きます。
【件名】
介護の消耗戦
【本文】
体調はいかがですか?梅雨どきの不調も混じってそうです。低気圧と湿気はわたしなど年々弱くなっています。
カラダの方が先に悲鳴を上げてくれたと思って、とにかく休養なさいますよう。
介護について先輩風を吹かします。
わたしは義母がまず認知症になり、我々の近所の施設に入居して10年以上。実母も遅れて認知症になり、今は故郷のグループホーム入居。妹が主な担当。
なのでわたしは実務はほとんどやってなくて、時々応援に行き、日頃妹と情報共有する。義母についても夫のアシスト。
それでも相当に苦労したような気がする。否応なく巻き込まれていくのです。介護者のケアも必要で。
認知症は普通の状態から「異常」が混じり始める頃が本人も周囲も最も神経を使い、消耗し、互いにズタズタになりますよ。
家族としてはそれまでの「しっかりした母」の姿があり、親子としての役割が残り、それを逆転させる工程が辛いです。子供側が保護者になる過程なので受け入れ難い。
取り繕いもあり、他人の前ではしっかりして見えるので、家族の苦労が見えてこない、誤解される場合も。
なので、なるべくプロの手を借りて、豊かな経験と知恵を役立てて下さいね。家庭に他人が入ることで風通しよく、関係が改善することは多いです。
ご夫婦はチームとなって、負担が偏らないように。
わたし実母の世話をして罵倒される時期がしんどかったですよ。妹と情報共有して、負けないように作戦を練ったものです。自分らのヘタな対応を笑い飛ばす、のが合言葉でした。
それでも一度ならず酷い蕁麻疹に悩まされました。
今は義母の終末期を見守っています。(実母もホームで安定して生活しています)
長くてすいません。
今が一つめの山だと思って、ご夫婦で毎日話をして傾向と対策を練りつつ、気分転換を心がけて下さい。
取り憑かれた感じになりがちなので。逃げ場をたくさん作って、信頼できる友達に愚痴って。
先が長いことなので、どうぞほどほどに。
介護者が先に亡くなってはいけません。
お返事:介護について、自分の身体について
Yさん、メッセージありがとうございます。
まだ体調は元に戻りませんが、おかげさまで久しぶりにゆっくり休ませてもらっています。
がんばらないために決めていること
私は関節リウマチの患者ですが、合う薬があったおかげで健康な人とほぼ同じ暮らしが出来ています。
ですが、利き手の握力は2~3㎏で常に痛みもあるため、ギリギリまで介護を続けるのは難しいと思っています。
そんな理由もあり、
在宅介護の終わりは、排泄の処理を本人が出来なくなってきた時と決めております。
身体を心配してくださり、ありがとうございます。
介護サービスを受けることについて
息子が最重度の知的障害児で、幼いころから福祉サービスを使いながら暮らしてきました。
ですので、介護サービスを義母が受けることや私たち夫婦がプロの知恵を借りることには、抵抗はありません。
これからも正直な気持ちで相談していこうと思います。
介護の形はいろいろ
わが家のように在宅で介護をしていなくても、それぞの立場でご苦労がおありだと思います。
Yさんがおっしゃるように、夫婦や兄弟姉妹で協力しあっていくのが、一番良いかたちだと思っています。
そのためには、ふだんから良い関係を築いておくのが大事ですね。
介護者の人生・要介護者の人生
「介護者が先に亡くなってはいけません」頂いたメールの最後の一文が、心に残りました。
義母の気持ちを推し量りつつ、自分の身体のことも気を付けて生きていきます。
経験に基づく丁寧なメッセージ、ありがとうございました。Yさんもどうぞ、お身体に無理のないようお過ごしくださいませ。
心のストレスを軽くするコツ
心にかかっているストレスを軽くする方法や、介護の悩みを減らすコツなどを、今回あらためて調べてみました。
こちらのサイト。まだ取り組んでいないことがあったものの、すでに実践していることもあり、頭に入ってきやすかったです。
ストレスを軽くする認知症介護、5つの心得と7つの原則心の負担を軽くする「5つの心得」のうち勉強になったのが、次の2つのことでした。
「くらべない」「終わりを考える」終わりというのは、線引きのことです。
終わりに
「どうすればこの状態を少しでも良い方へ向けられるか」以前の私なら、こんなことばかり考えていたと思います。
でも今は、「どうすれば今より悪くならないで済むか」と考えるようになりました。
後ろ向きなように見えるかもしれませんが、私としては、だいぶハードルを下げられたと思っています。
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