子どもや保護者が無料で楽しめる防災ゲーム「森の消防隊」ご紹介

防災ゲームイベント等で出展していただくなどお世話になっている「防災ゲーム工房」さんから、未就学児でも楽しめる防災ゲームの情報をいただきました。実際に小学生と保育園児の子どもたちと一緒にチャレンジしてみましたので、ご紹介します。

防災ゲーム「森の消防隊」

森の消防隊は、無料でダウンロードできる用紙をカッターやハサミで切り取り、のりやテープで貼り付けるだけで楽しめる手軽なすごろく型のゲームです。用紙のダウンロードや詳しい進め方は、防災ゲーム工房「森の消防隊」ページからご確認ください。

「森の消防隊」の舞台は、タイトル通り森の中です。用紙の左下に「消防隊スタート」というマスがありますので、ここがプレイヤー(消防隊)となる「くま」の置き場となります。用紙の右上には「炎スタート」というマスがあり、ここが「炎」の置き場となります。

用紙の中央くらいには「うさぎさんの家」があります。もし「炎」の駒が、うさぎさんの家まで来てしまったら、プレイヤーは負けとなります。

森の中には「消火器置き場」と「バケツ置き場・泉」があります。「消火器置き場」には消火器が置いてあり、持っていくことで炎を押し返す(2マス後退させる)ことができます。

「バケツ」を使うことでも炎を押し返す(1マス後退させる)ことができます。消火器は1度しか使えませんが、バケツは泉の水を汲むことで何度も使うことができます。

サイコロを降って「くま」や「炎」を動かしていき、炎を「消火成功」のマスまで押し返す(後退させる)ことができたプレイヤーが勝ちです。

ゲームの準備

ゲームの準備は簡単です。用紙をダウンロードして切り取るだけです。いくつかの部品は非常に細かいので、お子さんだけでは危ない場合があります。必要に応じて保護者の方が手伝ってあげてください。

筆者は「サイコロ」をうまくつくることができなかったので、代わりにスマホでサイコロができるサイトを利用しました。

ダウンロードできる用紙のサイコロには「炎の目」があり、この目が出たら炎が進むのですが、筆者はサイコロサイトで「6」が出たら炎が進む、というルールを作って行いました。

森の消防隊(防災ゲーム工房)

ゲームの実施と所要時間(小学生・園児の例)

まず最初は保育園児の次男と2人で挑戦してみました。ルールを説明しながら進めましたが、園児でも一度の説明で十分に理解できました。次男は消火器をとって進み、筆者はバケツで進みました。

結果は次男が消火器で消火成功!(所要時間は約7分ほど)

もう一回やりたい!ということで再挑戦することに。

2回目は小学生の長男が参加し、長男と次男の2名がプレイヤー、筆者がサポートについて行いました。ある程度進んだら、小学生の長男はすぐにルールを理解して子ども二人だけで進められていました。

次男は消火器、長男がバケツで進み、今度は次男がバケツで消火成功しました(所要時間は約10分ほど)。

ゲームの感想

5歳でも十分に理解できる内容で、楽しめました。

筆者はサイコロサイトで「6」が出たら炎が進む、というルールを作って火の進み具合はサイコロなので、完全に確率次第ですが、2回実施した限りは非常にバランスが良かったです(バケツの消火隊が到着して2~3マスを行き来しつつ、遅れてきた消火器orバケツの消火隊が到着すると、2人で一気に押し返せる感じ)。

小学校中学年以上であれば、勝ち負けを競う形でも楽しいでしょう。自然とプレイヤー同士の協力プレーになり、運の要素もあって何度も楽しめます。

乳幼児~低学年児童と保護者の皆さんに楽しんでいただけるゲームです。絵柄もかわいいので、ぜひ小さなお子さんと一緒に、ご自宅などで挑戦してみてください。

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