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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

配信ライブの記録(2020年上半期)

ライブいけてないが無観客ライブ配信を見た記録。


ACIDMAN(2020/3/11)

なんかTwitterのTLがACIDMANで盛り上がってるなと思ったら生配信してたという。。
というわけで途中から参戦した。
どうも調べてみるとこれも前日に突如発表があったことみたいで、ガチファンの人らも青天の霹靂だったのだろう。
俺なんぞがリアルタイムで追いつけるわけがなかった。

途中マンウィズが乱入してたのは見た。w
「ある証明」が聴けただけでも個人的には満足。

確かこの配信のラストで「灰色の街」リリースツアーの発表があったんだったと記憶してるが、その後中止になっている。
このころ(2020年3月中旬)は確かに「夏くらいになれば収束する」という雰囲気があったのは覚えている(ナッシングスのBEGININNGも一度2/27→5月某日に延期されてた記憶。その後それも延期になったが、この頃は「そのくらいになれば収束してるだろう」と誰もが考えていた)
少なくともまさかこんな長引くとは思ってはいなかったな。。

しかし久しくライブに足を運べていない中で、アーティストがこうした形で「ライブ」を届けてくれたのには感動した。
勿論生のライブの感動とは違うしそれには劣るんだけど、こういう活動をしてくれるのはありがたかったな。

HINA-MATSURI2020(2020/6/26)

実はこれも途中参戦&全部見れてない。
これはアーカイブを後に見たが。(それも時間の関係で全部見てるわけではないのだが)

このイベント自体は、大木さん+ホリさんのエコンビ参戦、加えて昨年度から継続のスペアザ柳下さんとなると、もはやこれはもう絶対「あの国まで」完全版フラグ!!
去年見たときにも「まさか生で聴けるとはな…もう二度と聴けまい」と思ってたこの曲をまさかまた聴けるのですか!?
と思ってたら中止(延期)になってへこむ。。。
さすがにそこまでレアな体験を生で見るのはかなわなかったか…
→と思ってたら配信で叶って歓喜!!
というような感じで忙しない心の動き具合だった。

とにかく上でダラダラ書いてる通りなのだが「あの国まで」完全版を堪能できたのが何より最高。
最早このためのイベントだよねと言っても過言ではない(※個人の感想です)
出来れば生で堪能できればそれに越したことはなかったのだがデジタル配信という形でやってくれた分(期間中は)何度も見れるというのがありがたい。
「あの国まで」の部分だけ、累計して恐らく10回以上は見たw

付け加えると、初っ端の「ゴールドシルバーブロンズ」も個人的に求めていた部分。
テナーの二人とハイエイタスのドラマーってそりゃもう。。。(何度も言ってる気がするが)
昨年のイベント時にはDragon AshのATSUSHIさんがダンサーとして登場して演出に彩りを与えていたが、今回は未登場。
そもそもあの時点ではATSUSHIさんもこのバンド(?)のメンバーだと思ってたよ。。

ゴールドシルバーブロンズに関しては、音源も出てないし、聴いたのは昨年のHINA-MATSURIの生演奏1回だけなので、ほぼ「初めて聴く曲」という感想。
こんな曲だったっけ…という。
思い出そうとしても記憶ないんだから無理なんだけどね。。
でも曲名は「エレピ」「グラピ」とかから変わってないんだなという。w
「グラピ」は最初の部分にサガフロ2味を感じた。
昨年は3曲やった気がするんだけど今回は2曲でしたね。

ゴールドシルバーブロンズの3人の仲の良さはいいな。
あんまり絡み知らなかったけどやはりハイエイタスとテナーの関係は近いようだ。
本格的なバンド活動という感じには至ってないようだが、この3人の繋がりは今後も支持していきたい。

Nothing's Carved In Stoneスタジオライブ(2020/6/27)

これも開始から参戦できなくて、途中で抜けて、また戻って見た、という感じで歯抜けしている。
抜けた部分はあとでアーカイブ期間中に補完したが。

「Isolation」の「Now is everything!」は画面越しには合唱させていただいたのだが今回はそうとはいかないと拓さんもわかってたらしくて普通に歌ってた。
Spirit Inspiration」の「enjoy legs」もそうだけど、ライブだったらなあ~という歯痒さはこの手のライブ形態では常に付きまとってしまう。
演者側は余計にそうだろうなあ…

普段ライブだとほとんどしゃべらないウブさんが結構喋ってたのが印象的だった。
スタジオライブという場所の特性もあるのかな?
生のライブという感じではなくスタジオでの収録風景では割とあんな感じなのかな、と思ったりした。
メンバーみんな仲いいんだな、元気そうでやってるんだな、というのを知って安心?したというか。

ラスト、アンコールのリクエストを観客にとってるとき、リクエストが殺到して目まぐるしくメッセージが流れてる中、
ひなっち「早すぎてわかんねえな…」「ウブ、パチやってたからこういうの得意じゃん、なんていうんだっけ、こういうの」→ウブ「目押しね。w辞めたから、パチスロは」というやり取りがあって面白かった。
ウブさんのパチエピソードは割と有名だが、辞めたというのは知らなかったな…ここで知るのもどうかと思うがw

アンコールリクエストには「The Brake」とか「Thermografitti」とか「BLUE SHADOW」とか投げたのだが、見てた感じ同じ曲いれてるやつはいなかった。
こんな機会だと普段聞けないレア曲投げたくなりませんか…?(まああの数だと選ばれる可能性はほとんど0に近かっただろうが)
話の流れで普通に「Rendaman」に決まっていったが、その時点では前半見てなかったことも踏まえ「あれっまだRendamanやってなかったんだ」という感想だった。

どうでもいいけど、これ、リアルタイムで「視聴者数」が概算で画面上に表示されるんだけど、ピーク時(自分が見ていた中で一番数字が大きくなったとき)で1.8万人という表示が出ていて、これのチケ代は2500円なので、「この配信ライブで約4500万も稼いだのかナッシングス…」と驚愕してしまった。
関東近郊の郊外で新築か戸建てのマンション買うのと同じくらいの値段ですぜ…
サラリーマンが35年ローンとか組んで、つまり35年かけて返す金額とほぼ同額をあの1時間ちょっとの配信ライブで稼ぎ出すとは…
恐るべし…
と、思いました(小並感)。

9mm Parabellum Bullet カオスの百年〜YouTube Super Chat〜(2020/6/29)

TL見てた感じだと「ハートに火をつけて」やったらしいが、相変わらず開始と同時に見れてないので見逃している。。
残念…

正直音質があんまりよくなかった気がしており、菅原氏のMCはボソボソ声でほぼ聞えなかった。
ラスト付近、「名もなきヒーロー」の前に場を盛り上げるいつもの煽り「いけるかー!」を叫んだときはしっかり聴けたが、逆に言うとそれ以外はほとんど聞えなかった。

Black Market Bluesで「218秒かけて新代田FEVERにかけあがったならー!!」て歌ってて、ここ(ライブしてる場所)が新代田FEVERなんだと知った。
しかし映像で見ていた分にはステージが狭いように見えて、新代田FEVERってこんなにステージ狭かったかな…?という感想だった。
聞き間違えかな…?

「新しい光」のときの滝さん暴れ狂ってコード外れちゃったりマイクぶっ倒したりしてたな。
元気そうでなによりだ。w
それだけに、観客がその場にいないのが残念ではある。

なんだかんだで9mmとしてはこれが初ライブなんだってね。
本来なら3月の渋谷公会堂のワンマンが初ライブだったが、コロナ禍による延期と中止を重ね、結局無観客での配信ライブが今年初ライブになったというのはバンド側としても残念だろう。
アラバキなんかメインだったのにね。。
あの滝さんの暴れっぷりを生で見たいものだ。

おわりに

配信開始が19時のライブが今のところ多い(っていうか上に挙げてるのは全部そう?)のだが、その時間我が家でお夕飯になることが多いので、大抵開始と同時には見れない。
なので、アーカイブされないと後で見直す事ができないというが難点。
まあでも本来ライブってそういうもんだからね。。
その時間家にいる分普段の生ライブと取り扱いが異なり、普段通りに動けない(動きづらい)、というのは正直なところなのである。
なので出来ればどのライブに関しても期間限定でいいのでアーカイブを希望したい。(まあいろいろ難しいんだろうけどね、こういうの)

アーティスト側にとってみれば、当然ライブハウスやフェス会場等の場で、大勢の観客を前に演奏を披露するのをやりたいだろうし、観客側である俺もそういうライブを望んでいる。
しかしさすがにこの状況が長期化してくる中で、以前のようなライブがしばらく出来そうにないとなると、こういう形態でのライブを執り行うのも都合上仕方なくなってくるのだろうとは思う。
ライブという趣味が奪われている中で、こういう形でのライブをやってくれるのは大変ありがたい。
ただ個人的には、あえて強い口調で言わせてもらうなら、こういうのは「ライブ」とは言わない。
求めているのは、開場前にワクワクしながらとりあえずビール飲んで会場付近をウロウロしたり、「本日は◯◯へお越しいただきありがとうございます」とかいう心のこもってない棒読みの会場アナウンスだったり、SEなったら一気に前方へなだれ込む人込みだったり、圧死するようなモッシュピットだったり、俺の太ももに足かけたり肩に手かけて乗りあがってダイブしていくやつらだったり、そういう「生」で体験・体感する「ライブ」なのだ。
こういうのが戻ってこない限り、元のライブが戻ってきたとは言えない。

恐れているのは、この状況が長期化することにより、いずれこれが「音楽」という興行の一般的な提供形態になってしまうことである。
東京都の示したガイドラインなんかも、上に書いたような「求めている本来のライブ」とは程遠いものだった。
このまま半永久的に「元のライブが楽しめなくなるのでは…?」「今後は"ライブ"といったら必ずこういう形態をとれ」というのが暗黙のルールになってしまうのでは…?
なによりそれを致し方なし・やむを得んと納得してしまう程この状況が長期化してしまうのでは…?という一抹の不安がある。

ただまあこういうのって負の感情を抱えている状況下ではよく起こり得るもので、暗い気分になって落ち込んでいると、ダメな方ダメな方に無駄に豊かな想像力を働かせてしまうものだ。
俺一人がうじうじ悩んでても事は解決しないし、できることをやっていくしかない。
なるようにしかならないのだ。
願わくば、いつの日か(なるはやで)「本来のライブ」が戻ってきますことを。